女性研究者が少ない原因

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4月23日(土)の中日新聞の記事です。

日本の研究者に占める
女性の割合は、
17.5%で、

経済協力開発機構(OECD)
加盟国の中で最低レベルです。

中日新聞が
理系の女性研究者203人に
その理由を尋ねています。

「家庭(家事・育児・介護)との
 両立が困難」
が73%と最多だったとの結果です。

企業などで働く女性より
さらに厳しい労働環境は

理系で特に不安定な
「任期付き雇用」が
多いことだと指摘されています。

私が大学で学んだ時期には
「任期付き雇用」に
記憶はなく、

女性研究者の育成は、
困難な社会制度であることを
学びました。

この研究者の労働環境では
日本の将来が懸念されると
想いました。

日本の指導者の皆様には
現状と将来の両方の課題に
バランスを持って
対応頂きたいと想いました。

 

2番目に回答が多かったのは
 『無意識の偏見』で64%。

 子ども頃
 『女性は理科や数学が苦手
 『あまり勉強しなくていい

 という周りの態度が
 志望者を減らし

 成人後
 『家事・育児・介護は女性

 という社会の雰囲気
 研究を阻んでいる
 という指摘があった。」

ご指摘の通りだと
想いました。

私の子どもの頃も
同様な社会の雰囲気で
私も同じ様に想っていました。

薬科大学に進学し、
優秀な女子学生と学び

企業の研究所で
数多くの女性研究者と
机を並べたことで

私の考えが大きく変わった
と、認識しています。

この私の経験も
お伝えしていきます。

理系研究科が多い
 国立大学は
 任期なしで研究者を
 雇いにくくなった

 人件費に充てられる
 『運営費交付金』を
 政府が縮小してきたためだ。

 名古屋大の丸山丸山和昭准教授
 (高等教育論)は
 『一時的な人集めではなく、

  国は交付金を増やして
  若手の雇用安定化
  充てる必要がある』
 と話した。」

日本社会にある
悪しき風習
「人件費削減」

「人件費削減」が
低迷する現在の日本を
作った原因だと
私は想っています。

学校と役所から
「人件費削減」という
言葉を無くす必要があると
私は想っています。

 

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