考える力を育む校則改正
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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4月24日(日)の中日新聞の記事です。
「ルールは
何のためにあるのか、
なぜ守らなければ
いけないのか。」
子どもたちが身近で
このルールを学ぶが
校則です。
大人から与えられたルールを
大人たちの監視の下で
子どもたちが守らされている
ルールである校則。
これを変えようとする動きが
全国で始められています。
子どもたちが
「権利と義務の線引きに挑んだ」
素晴らしいことだと
想っています。
「自分たちで
守るべきルールを
作る過程は、
社会のルールを
考える好機になったと思う。」
私も同じ想いです。
「生徒案は
男女別に決められていた
頭髪の文言を消して、
『学校生活に
支障が出る
髪型・服装にしない』
『学校生活に
必要のない
デザイン性の高い
髪型・服装にしない』
の二点に絞った。
生徒の最終案に
9割以上の生徒が賛同。
小野校長が承認し
4月からの
新しい校則に決まった。」
大人から与えられていた
「中学生らしい髪形・服装」
と、似ていて非なるものです。これば生徒たち自身で
決めた校則だからです。これを守っていくのも
生徒たちです。「その服装は
学校生活に支障が出る」「その服装は
学校生活に必要のない
デザインだ」と指摘する教員が現れた時に
反論できる
生徒会であって欲しいと
想いました。男女共通になったのも
素晴らしい考えだと
想いました。
「教育で大切なことは、
考える力を育む
ことだと改めて思う。
自分の考えを述べ、
自分と違う考えを
理解しようと努める。
力を伸ばす機会として、
今回の校則改正は
好例に映った。
考えを深めたのは
生徒たち自身だった。」
中学生にとって
新しい校則の策定は
素晴らしい経験だと
私も想いました。このブログでも
いくつかの
新しい校則策定の経緯を
シェアさせて頂きました。どれも、素晴らしい経験だと
想いました。「自分の考えを述べ、
自分と違う考えを
理解しようと努める」現代の社会で消えつつある
大切なことを学ぶ機会です。
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