病院協会の反発

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6月10日(金)の中日新聞の記事です。

精神医療に関する厚生労働省の
有識者検討会がまとめた
報告書についての記事です。

直前までの案では、精神科病院で
虐待に気付いた職員らに
自治体への通報を義務化する方針を
明記していたが、盛り込まなかった。

強制入院制度についても、
当初案にあった縮小方針を削除。

いずれも
日本精神科病院協会が反発
したためとみられ、後退した。

日本には、多くの差別があります。
権力の所有者が
自分の思い通りにしてきた歴史です。

今日もこの言葉につながりました。
「福祉というものを
 施しを与えるようなもの
 だとは決して考えていない。

 自分たちより
 力の弱いものに対する
 温かい思いやりの心だ。」

権力の所有者には
弱者への思いやりの心が必要です。

 

虐待については、
 福祉施設や雇用主には

 障害者虐待防止法で
 通報が義務付け
 られているが、
 医療機関は対象外。」

2020年に神戸市の
精神科病院で看護師らが
虐待で逮捕されています。

この事実を病院協会は
どう反省しているのか。

記事にも記載のある通り、
「患者の権利がまもられない」
との指摘の通りだと
想いました。

精神科病院だけでなく、
入院患者は医師、看護師に
全てを委ねています。

医師、看護師は
絶対権力者です。

「最終的には
 『通報義務』の
 文言を削除

 『虐待の早期発見、
  再発防止に資する
  制度化に向けた
  検討を行うべきだ』

 と曖昧な表現となった。」

「通報義務」の文言まで
消えてしまったとのこと。

そこまで病院を守る目的は
何でしょうか。

正しい医療行為を
行っておれば、
通報されても

実情を説明するだけだと
想うのは、私だけでしょうか。

患者の人権より
職員を病院側に
付けておきたい
病院の意図を想いました。

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