女性消防職員が増えない
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6月28日(火)の中日新聞の記事です。
女性消防職員の割合が、
伸び悩んでいるという記事です。
昨年4月1日時点の女性職員は
全国で5,304人で過去最多。
消防職員は全国で約17万人おり、
比率は3.2%です。
ここ数年の伸び率は、
0.1~0.2%とのこと。
また、全国724消防本部のうち、
18.1%に当たる131本部では
女性職員が不在とのこと。
女性職員がゼロの職場には、
おそらく女性用の設備は
何もないと想います。
その環境への採用は、
する側もされる側も
ハードルは高いと想います。
私も消防署に行った記憶は1回だけ。
救命救急の講習会。
市民との距離感も
女性職員の増加と
関係があるのでは
と想いました。
消防職員と市民が触れ合える
防災訓練や消防訓練が
必要ではないかと想いました。
我が、各務原市の消防本部は
職員172名で女性職員はゼロでした。
「一般的に、体力が求められ、
勤務シフトが不規則
な職場では
働く女性の割合が少ない。
ただ同様の事情を抱える
警察官の10.8%、
海上保安庁職員の8.1%、
自衛官の7.9%と比べ、
消防の3.2%は
少なさが目立つ。」
消防庁は
多様な人材が必要だと
考えていても、現場が、
そう考えていないからでは
ないでしょうか。和歌山、高知、宮崎の
半数超の本部で
女性職員がゼロの本部長の
女性職員の必要性や
採用に対する取り組みを
聞いてみたいと想いました。
「ハラスメント対策や
仮眠室などの施設整備に
取り組んだ結果、
女性職員の新規採用は
徐々に増えつつある。
女性向けインターンシップや、
主に疾病者の搬送に従事する
『救命士限定採用』の
導入効果もあり、
採用者に占める女性の割合は
14年度の3.5%から
21年度には7.5%に倍増した。」
現状、女性が少ないので、
改善の意見が
届いていないのでは
ないでしょうか。ハラスメント対策と
施設整備は第一歩だと
想っています。記事にもある、
女性の育児との両立だけでなく
男性育休の整備など最新の働きやすい職場つくりを
目指して頂きたいと
想いました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。