貸与をやめて購入へ
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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7月20日(水)の中日新聞の記事です。
介護保険で貸与(レンタル)される
杖や歩行器、手すりなどの
福祉用具を巡り
財務省の審議会が
利用者による『購入』を提案し、
介護現場が猛反発している、
という記事です。
貸与てはケアマネージャーらが
定期訪問し、
高齢者の状態変化に応じて
用具の調整・交換などを
行っています。
財務省はこの
ケアマネジメントの費用などの
介護給付費の削減が狙いとのこと。
利用者と利用者の家族を含めた
介護現場の想いに対して
この削減案がどう進むのか。
私も声を上げていきます。
「響けよ 届け 皆の声」
「石垣さんは、
『モニタリング(ケアマネ訪問)の
重要性が分かっていない』と
購入案に憤る。
実際、会話や観察で
『入れ歯が合わない』
と分かれば、
訪問歯科を手配したり、
配食など保険外サービスを
提案したりできる。
家族の介護離職を
防いだこともあった。
訪問がなければ
虐待の見逃しもあり得る。」
ご指摘の通りだと想いました。
私の母も実家で
一人くらしをしながら
ケアマネさんの訪問に
助けて頂いていました。私や弟が
自分の生活を
続けられているのはケアマネさんの
モニタリングのおかげだと
再認識しました。
「『介護保険の持続可能性
のため、購入への移行を考える
必要がある』
との指摘がある一方で、
『身体が衰える中で
状態に応じて
福祉用具を使い分け
しながら
在宅で自立した生活を
維持している』
『独居や老老介護の家庭では、
福祉用具の負担だけで
ケアマネの支援を
受けられることが
孤立対策になっている』
など購入案に反対する声は
少なくない。」
私も反対の考えです。
「状態に応じて
福祉用具を使い分ける」
貸与の大切な利点だと
私は想っています。「介護保険の持続可能性」は
保険にお世話にならない
健康な高齢者を増やす対策
では、ないでしょうか。
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