政治的中立性への過剰な配慮

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7月27日(木)の中日新聞「EYES」に
掲載された苫野先生の寄稿です。

今回の参院選は、
選挙権が18歳に引き下げられてから
5回目の国政選挙。

10代の選挙区の投票率は34.49%。
残念な投票率です。

苫野先生はこの投票率の原因に一つに
主権者教育の不足を指摘され、

その背景に
政治的中立性への過剰な配慮」
をあげられました。

主権者教育と
政治的中立性の両立は
そんなにむつかしいことなのでしょうか。

主権者教育を考える
きっかけにしたいと想いました。

 

「先の参院選では、
 宮城県立高校の生徒が
 選挙の仕組みなどを伝える
 ポスターを

 校内に掲示したところ、
 『政治的活動』に当たる
 として

 教師から
 はがすよう指導された
 事案があった。」

これが現在の学校の姿です。

コロナ対応でも
散見された
守りの行動。

学校はその後、
 生徒に謝罪し
 掲示も許可したが、

 ことほどさように、
 学校は『政治的活動』に
 神経をとがらせている
 のである。」

記事にある
苫野先生の言葉の通りだと
想いました。

かつての教員が行った
政治活動の
影響なのでしょうか。

自分たちの社会は
 自分たちでつくる

 そんな頼もしい
 市民を育むためにも、

 子どもたちには、
 自分たちの学校を
 自分たちでつくる経験を
 たっぷりと保障したい。」

苫野先生の
ご提案の通りだと
想っています。

今、学校で不足していることは
「余裕」ではないでしょうか。

教員の数を増やして、
「学校」に
人員と時間の「余裕」を創る。

ここが出発点だと
私は想っています。

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