28年続く「頭髪記念集会」
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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7月29日(金)の中日新聞の記事です。
愛知県西尾市にある一色中学校。
28年前の1997年11月20日、
全校生徒で議論した結果、
頭髪ルールが変わりました。
以降、28年間
この「頭髪記念日」に
「頭髪記念集会」が開かれ、
学校生活を見直しています。
こんな素晴らしい伝統が
今後も継続され、
子どもたちの
自主性が尊重され続けることに
感謝します。
「全校生徒千人を巻き込んだ
議論は白熱した。
合言葉となったのが
『頭髪を考える』ではなく
『頭髪で考える』。
髪の長さを考えるのではなく、
髪型を通じて
授業態度や通学マナー
までも見つめ直した。」
1994年に行われた
中学校の校則の見直しです。現在でも引き継がれている
「中学生らしい」という
大人が勝手に決める校則。「中学生らしい」を
自分たちで見直した活動は
素晴らしかったと
想いました。大切にすべきは
「個性を伸ばす」ことだと
私も想っています。
「頭髪ルールが
変わった当時、
校長を務めた長坂泰さんは言う。
『答えがない中、
一年近くも
生徒同士が
議論を戦わせたのは、
いわば回り道。
でもだからこそその名が
受け継がれたのです』。」
当時のこの1年間の議論で、
議論に参加した中学生は
多くのことを学びました。この「回り道」が
できる余裕が、
今の学校や子どもたちにも
大切だと想いました。現在も全国で
校則の見直しが
行われています。教員主導でなく、
子どもたちが主役で
見直されることに
注目しています。
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