教育委員会の学校への依頼
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
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8月9日(火)の中日新聞の社説です。
7月12日に行われた
安倍晋三元首相の葬儀に合わせ、
東京都など八つの教育委員会が
国旗の半旗掲揚を学校に求めていた
とのこと。
メディアでは、ほとんど
取り上げられなかったと
記憶しています。
半旗掲揚を求めたのは
東京に加えて山口県や川崎市、
仙台市、北海道帯広市、
大阪府吹田市、兵庫県三田市、
福岡市の合わせて七教委。
社説では
「政治的中立が求められる
教育現場への
弔意の強制にほかならない。
政府が9月27日に予定する
『国葬』では、
各学校に対して
弔意を強制しないよう
重ねて求める。」
とのべられています。
私も同じ想いです。
9月27日(火)の小学校の掲揚台に
注目します。
「行政の上位機関が
半旗の掲揚を依頼すれば、
半ば強制と受け取られて
当然だ。
安倍氏の業績に対する評価は
歴史的に定まっていない
にもかかわらず、
学校で半旗が掲揚されれば、
安倍氏を支持する
人たちの価値観が
子どもや教員らに
刷り込まれかねない。」
ご指摘の通りだと想いました。
東京都の教育委員会の担当者の
「事務連絡をしただけで、
掲揚は各校校長に任せた」は
意味が通らないと想いました。事務連絡を出すこと自体が
まったく不要の業務だと
想っています。教育長の思いなのか
都知事の思いなのか
国葬に対する対応が心配です。
教育と政治を切り離し、
教育現場で
政治的中立が守られるよう
努めるのが役割
のはずだ。
学校を特定の政治家を
権威づけるために
利用することは
権限の乱用にほかならない。
子どもたちを、
時の政権の思惑に
巻き込むような振る舞いは、
厳に慎むべきである。」
同じ想いです。
私は、何年も
半旗を見た記憶がありません。学校で半旗が掲揚されれば、
子どもたちに
半旗の意味を説明する場面が
発生する可能性があります。教員はどう説明するのでしょうか。
子どもたちを
巻き込まないで頂きたいと
想いました。
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