学校の安全問題設備
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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8月15日(月)の中日新聞の記事です。
2021年4月に宮城県白石市立小で
防球ネットの支柱が倒れ、
児童2人が死傷した事故がありました。
この事故を受け、
学校設備の詳細な点検が
全国で実施されていましたが、
その結果が有効に活用されていない
ことが、共同通信の独自集計で
明らかになっています。
8月12日にお伝えした内容は、
5年ごとの定期点検の結果で、
今回は事故を受けた再点検です。
通学路での交通事故に対する対策は、
自治体の首長が指揮を取る場合に
記憶がありますが、
学校内の事故には
学校以外の部門の関与が
不足しているように
想いました。
「2021年5月、文部科学省は、
倒壊や落下の恐れのある
設備の総点検を
全国の教育委員会に通知した。
対象は
①設置経緯が不明などの理由で、
点検の対象外になっている
②点検が十分でなく、
安全性の確認が
行われていない学校設備。
文科省は結果を
集計しておらず、
共同通信は今年5~6月、
47市区に絞って、
各教委へアンケートし、
回答内容に基づき集計した。」
文部科学省は安全点検を
教育委員会に通知しておきながら
結果を確認していなかった。残念ながら、
私にはこの事実が
理解できません。学校内で設備異常で
生徒が負傷し、
この事件を受けて
通知が出されました。点検結果が報告され、
結果に基づいて、全国の学校に
異常個所の点検修理を
指示するのが基本
ではないでしょうか。再発防止ができていません。
「通知は教委の把握を
義務づけておらず、
名古屋や岐阜、静岡など7市が
点検結果を
『把握していない』。」
文科省、教委、学校の関係は
こんなに残念な関係だった
のですね。点検を行っている学校に
負担が集中している事実が
ここでも示されています。
「安全性に問題が見つかった
設備の例
プール監視台のサビやヒビ
ブロック塀にヒビ
バスケットゴールの溶接部分に
ぐらつき、ネジがゆるい
門扉の劣化
校舎ひさしのひび
倉庫の内壁剥がれ
体育館屋根の剥がれ
テレビ台へのテレビ未固定
スピーカー設置金具の劣化」
この様な項目が
通知の①や②に該当する
設備であることに
驚きました。テレビやスピーカーも
点検設備ではないのですね。事故があった
バスケットゴール。私の母校には
運動場に移動式の
ゴールがありました。
風雨の影響は明らかです。
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