児童虐待の対応件数は最多を更新

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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9月9日(金)の毎日新聞の記事です。

厚生労働省が全国225の児童相談所(児相)に
寄せられた件数を
集計した結果を報告しています。

2021年度に児童虐待として対応した件数は
20万7659件(速報値)で、
1990年度の統計開始以来、
31年連続で最多を更新しています。

2021年度は、
子どもの前で配偶者に暴力を振るう
『面前DV(ドメスティックバイオレンス)』や

子どもに暴言を吐くなど、
身体的な虐待を伴わない
『心理的虐待』が6割台に達しています。

また、相談経路としては、
警察が10万3104件と
全体の半数近くを占めた一方、

児童本人からの相談は、
2529件で1・2%にとどまっています。

「子どもの権利」が
子どもたちを含めた
日本に社会に広く浸透し、

子どもたち自身からも
声が上がる社会を創る
必要性を想っています。

 

児童虐待による死亡事例
 検証結果によると、

 20年度に虐待で死亡した
 子どもは77人で、このうち、
 心中による死亡は28人だった。

 内容別では、
 ネグレクト22人
 身体的虐待21人
 ――だった。

 年齢別では、
 0歳が32人で最も多く、

 そのうち
 生後0カ月が16人
 で半分を占めた。」

20年度の虐待により
命を失った子どもたちが
77人もいたことは

こんなに多かったのかと
残念です。

心中による死亡が28人で、
心中が児童虐待に
含まれていることを学び、

これは素晴らしい統計だと
私は想いました。

年齢別では0歳児が最も多く、
その中でも
生後0ヶ月が半分を占める事実は

予期しない妊娠が
大きな影響を与えていると
想いました。

性教育の必要性が示されています。

児童虐待対策を巡っては、
 改正児童福祉法
 今年6月に成立し、

 子どもの権利擁護
 環境整備のほか、

 児相が子どもを一時保護する際に
 司法審査の仕組みを導入することや、

 子育て世帯を包括的に支援する
 『こども家庭センター』の設置
 などが盛り込まれた。

 来年4月に発足する新しい
 『こども家庭庁』が、
 虐待対策の取り組み
 引き継ぐことになる。」

日本は1994年、今約30年前に
「子どもの権利条約」を
批准していながら、

子どもの権利についての
理解が進まず、
国連勧告も受けています。

今回の
「改正児童福祉法」により
理解が進むことを
期待しています。

今後の
「子ども家庭庁」にも
大きな期待をしています。

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