教室は安心な場所
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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9月15日(木)の中日新聞「学ぶ」に
掲載された記事です。
「学級力」を学びました。
「学級経営の考え方の一つ。
子どもが自ら学級づくりに関わるために
必要な要素として、
小学校では目標を立てて達成する、
級友と対話する、仲間と協調する、
安心な環境づくり、きまりを守る
―の五つを据える。
中学、高校では
自分たちを律する力も加える。
アンケートで学級力を自己評価し、
「聞く姿勢」「支え合い」など
複数項目のレーダーチャートを基に
現状を話し合い、
改善のために主体的に動く
という三つの活動を、
子どもたちが計画的に繰り返す。」
私は少し違和感があります。
この「学級力」の解説と
記事にある
「私たちの生活で直したいところは」で
出てきた意見からは
個性のない、同じような子どもたちを
産み出していく工場を
思い浮かべました。
「効果は授業にも表れ始めた。
堀田教諭が受け持つ数学では
年度当初に比べて、
分からない問題があった時に
周りの生徒と教え合う姿が増えた。
教室が安心な場所だと思えるからこそ
『人と違う意見も
発言できるようになった。
協調する力も伸びている』
と手応えを感じている。」
「強調する力」の内容は
私は難しいことだと
想いました。「協調」を求めすぎると
子どもたちの自由な発想や行動を
封じ込めていく
危険を想いました。「教室が安心な場所」であることは
大切なことだと想っています。
「大阪大谷大教育学部の
今宮信吾教授も
『コロナ禍で日常生活で
密に触れ合う機会が
制限される今こそ、
学校での集団での
学び合いが重要』
と、学級力の意義を訴える。
『教員養成課程でも、
学級経営に比べて
教科指導が重視されがち。
特別活動に関する講義はあるが、
子どもの主体性を育む
という視点が
まだ十分でない』
と課題を挙げる。」
ご意見の通りだと想いました。
日本の高度成長時代と
異なる学びが必要な現在、教員養成課程の内容も
当然、変わる必要があると
私は想っています。「子どもの主体性を育む」
大切にしていかねばならないと
想っています。
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