障害者の地域移行
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月17日(月)の中日新聞の記事です。
集団で暮らし制約が多い入所施設に入っている
全国の障害者のうち、
自宅や、アパートのようなグループホームなど
地域社会での生活に移った人は
2020年度末までの四年間で
4.9%の約6300人にとどまることが、
厚生労働省のまとめでわかった。
政府目標の9%を大幅に下回った
という記事です。
障害を持つ皆さんの
基本的人権の確保のためにも
多くの皆様のご理解とご支援を
宜しくお願い致します。
「国は障害があっても、
地域で暮らして
社会参加ができるように、
入所者の地域移行を進めている。
06年度からは法律に基づき
国が期間を設けて目標値を定め、
各自治体が具体的な障害者福祉の
計画を立てている。」
記事では16~20年度の4年間で
地域移行が目標の約半分であった
原因がのべられています。06~14年度末までの9年半では、
累計で26.9%が地域移行に映り、
目標の30%に近い実績でした。重度の障害を持つ皆さんの地域移行が
今後の課題であると認識しました。
「厚労省は地域移行後の主な受け皿として、
アパートや民家などで
少人数が共同生活を送る
グループホームの整備を進めている。
事業者に支払う報酬改定で
手厚い人員配置や医療的ケアへの対応などを
後押ししてきたが、
重度の人は受け入れを断られる
ケースが依然、多い。」
記事で触れられている
国連の勧告の通りで、
重度者を支援できる専門的な人材が
不足していると想っています。インクルーシブ教育の不足により
重度の障碍者の実情が
多くの人に知られず専門的な介護を目指す人材が増えないと
私は想っています。多くの子どもたちが
重度の障害のある子どもたちと
共に成長する教育が
必要だと想っています。
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