結婚・出産への意欲低下
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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10月16日(日)の中日新聞の社説です。
「人口減は働き手を減らし、
経済を支える消費を停滞させますが、
少子化への危機感を
社会全体で共有しているように感じません。」
私も、強く感じています。
「少子化を前提に考える」
必要な事でしょうが、
日本や各自治体の指導者が
これを言ってはならないと
私は想っています。
これ以上、人口を減少させない
みんなで子育てをして、
子どもと共に大人も育つ社会を
目指すことが必要ではないでしょうか。
「緊急事態宣言で街や観光地から人が消え、
飲食店や宿泊、旅行業界などは
深刻な打撃を受けました。
まさに少子化の近未来です。」
「少子化対策はこれまで、
結婚・出産したい人が、
そのようにできるよう社会環境を整えれば
克服できると考えられてきましたが、
国立社会保障・人口問題研究所の
出生動向基本調査(九月公表)は、
別の事情を映し出しています。
独身男女とも
『一生結婚するつもりはない』
と考える人が年々増加。
男性で17・3%、女性で14・6%
になり、特に十八〜十九歳女性は前回調査の
二〇一五年から倍増しました。
未婚者の希望子ども数も減少が続いています。
もちろん結婚・出産は本人の自由ですが、
それを希望する人が減ってしまっては、
少子化を食い止めることはできません。
仕事と子育てとの両立のしにくさや、
上がらぬ賃金、非正規雇用の増加、
教育を受ける機会の不平等など、
結婚・出産への意欲低下の背景にある
社会構造の問題に、
より目を向けるべきでしょう。」
ご指摘の通りだと想っています。
「結婚・出産への意欲低下の背景にある
社会構造の問題に目を向けるべき」
ご指摘の通りだと想っています。残念なことに、この社会構造の問題は
裕福な政治家や官僚には
目を向けさせても理解できない
問題だと想っています。少子化対策は
大人になったら子どもを生み育てたいと
想う子どもが育つ環境を
整えることだと想っています。
『子供や若者が対象となる
政策や制度については
子供や若者の意見を聴く
ようにすべきだ」との問いに
『そう思う』
『どちらかといえばそう思う』は
合わせて約七割に上ります。
まずは若者たちの声に
その思いを政策の形にして実現すること
こそが、社会に求められています。
将来に希望が持てる社会
になっているか、
次の世代にどんな社会を渡すのか。
その課題と誠実に向き合うことが、
未来を少子化から救う
のではないでしょうか。」
ご指摘の通りだと想いました。
「次の世代にどんな社会を渡すのか」と
考えている日本の指導者は
本当にいるのかと考えると
残念な気持ちになります。
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