地域からの孤立と児童虐待

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月17日(月)の中日新聞の社説です。

全国の児童相談所が
児童虐待の相談を受けて対応した件数は、
2021年度に20万7659件(速報値)に上り、
過去最多を更新しています。

前年度比で2615件(1.3%)増え、
統計開始の1990年度から31年連続の増加です。

記事では触れられていませんが、
対応件数の増加に対し、
児童相談所の対応する職員の充足度が
どうなっているのか気になります。

消防車や救急車の様に、
相談の連絡が来てから対応するまでの
所要時間の公表をお願いしたいと想いました。

 

児童虐待をなくす取り組みは
 喫緊の課題とされながら、
 痛ましい虐待死はなくならない。

 厚生労働省の専門家会議は、
 20年度に発生・表面化した
 虐待死亡事例(七十七人)を分析し、

 国と、児童相談所を設置する
 都道府県などと、
 地域で対応する市町村との
 『縦』の連携
と、

 自治体内で児童虐待に対応する
 複数の部署間での
 『横』の連携に、それぞれ
 分断があるのではないかと指摘した。」

役所や大企業で起こりやすい
つながりの不足です。

自分が抱える業務が多くなればなるほど
周りが見えなくなると
私は想っています。

児童虐待を担当する部門の働き方が
気になります。
臨機応変に対応できる組織作りが
必要だと想いました。

地域から孤立して
 虐待の懸念がある家庭を早期に見つけ、

 警察や医療機関も含めた
 関係機関が情報を共有し
 役割を分担して対応する連携強化の重要性
 は以前から指摘されてきた課題でもある。

 特に、危機感の共有ができなければ、
 命を守る初動の遅れにつながりかねない。

 専門家の指摘を踏まえて課題を洗い出し、
 関係機関同士がどう連携すべきか
 児童を虐待から守るための
 知恵を絞るべきである。」

ご指摘に同じ想いです。

虐待の可能性は
地域からの孤立にあることは
私も同じ想いです。

孤立家庭への支援が
虐待の予防につながるのではないかと
想いました。

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