「職親」による就労支援
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月23日(日)の中日新聞の記事です。
親と暮らせない児童養護施設出身者らに
仕事と住まいを提供する「職親」の活動が
60年の歴史に幕を下ろします。
全国的に珍しい職親団体として、
行政の手が届かない子どもに
長く手を差し伸べ続けてきた。
昨今は施設や里親の元を離れた
「ケアリーバー」の自立が課題として認識され、
行政が支援に乗り出しており、
「役割を終えた」として解散を決めた。
「職親」を学びました。
記事でのべられている通り、
中学卒業後すぐに働く子どもが
対象の中心であった「職親」は
現在、求められる役割とは違うことも
理解できます。
しかし、現在求められているの役割を
行政が担えるかは不明点が多いと
私は想っています。
「年を追うごとに
高校や大学へ進学する子が増える一方、
虐待や障害など
子どもが抱える問題も複雑化。
就職先に定着できないなどの傾向も
より顕著になり、
雇用する会員も減っていった。」
職親団体の解散の
背景の一部を学びました。児童養護施設での生活や
施設から高校、大学へ進学する
子どもたちへの支援の必要性を
想いました。
「今年6月の児童福祉法改正で
現状は22歳までとなっている
施設などへの入所年限の撤廃
を決めるなど、
国はケアリーバー支援を強化する方針。
こうした行政の動きに
役員の体調不良も重なったといい、
水野泰江副会長は
『昔はなかった
行政による支援のしくみが
できてきており、
会としての使命は終わった
との判断に至った』
と話した。」
記事では37年前に
この会の支援を受けた方の
コメントが掲載されています。ご本人の努力は素晴らしいものですが、
会の支援の大切さを学びました。今後の行政の支援策と
支援を受ける子どもたちの
成長を見守ります。
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