不登校最多の数値の意味

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10月28日(金)の中日新聞の記事です。

2021年度の不登校児童生徒数が
24万4940人と過去最多になった
文部科学省の調査結果について、
数値の疑問に関する記事です。

学校に短時間来ただけで
「出席」となる場合がある一方、
フリースクールに通って学んでも
「欠席」となる現在の集計方法。

教育現場からは
「調査の数字は実態を正確に反映しておらず、
 適切な支援に繋がらない」と
疑問の声が上がっているとのこと。

不登校の原因には
「学校の学びが楽しくない」
現在の教育の問題点が大きいと
私は想っています。

多様な子どもたち一人ひとりと
向き合って頂きたいと想っています。

 

「最終的な出欠判断を
 各学校長に委ねている点が、
 統計をあいまいにしている。

 例えば、学校に行き渋る子を
 保護者が連れてきて、

 校門にいた教員とあいさつし、
 すぐに帰る「校門タッチ登校」。
 これを「出席」とする校長は少なくない。

 岐阜県内のある中学校長は
 『本来は認められないかもしれないが、
  頑張って来たからという
  温情が入ってしまう』と明かす。」

この岐阜県内の中学校長の発言に、
残念な想いです。

「出席にしてあげる」という
学校側が優位な立場に
いるのだと言っていると
私は想いました。

校長先生は不登校の子どもが
なぜ、学校に来たくないのか
親権に考えて頂きたいと
想っています。

多様な学びの場を認める
 教育機会確保法が2016年に成立した後、
 フリースクールなどの民間教育機関に通う
 児童生徒が増えた

 いずれも在籍元の学校と
 生徒の情報が共有され、校長が認めれば

 指導要録(学習の記録)上
 学校以外の場所で学んだという意味で
 「出席扱い」となる。

 しかし在籍校に通ったわけではないため、
 統計上は「欠席」となる。」

「校長が認めれば」に
学校の権威が示されています。

民間の教育機関が学びを申請すれば
校長の承認など不要だと
私は想いました。

この記事を書かれた記者にも
残念な想いです。
統計上は「欠席」で
私は良いと想っています。

この子どもたちこそ、
学校の学びが楽しくないことを
証明しているからです。

不登校の子どもたちの
存在が増える意味を
多くの皆さんと考えたいと
想いました。

親の虐待で不登校の子どもは
何としても救わなければなりません。

 

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。