教頭が勤務記録改ざん
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
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10月31日(月)の中日新聞の第一面です。
愛知県内の 小学校の教頭(当時)に
勤務記録を書き換えられたとして、
50代の男性教諭が
正しい勤務時間に修正するよう求める
措置要求書を愛知県人事委員会に
提出したことが分かったという記事です。
過重労働対策として、
時間外労働時間の上限を
文科省がガイドラインから指針に
格上げしても
現場で教員の数が不足して、
この教諭の様に
教務主任と特別支援学級の担当も
兼務しておれば
時間外労働が増えるのは当然です。
文科省は現場の実態に合った
教員数の確保を
目標にすべきだと想いました。
「時間外勤務が
計100時間を超えた4月下旬、
スマートフォンのメッセージで
教頭から勤務記録の書き換えを
求められたが、教諭は拒否。
教頭から
『在校時間を整えるのは
校長先生の願いです』と返信があり
やむを得ず了承したという。」
時間外勤務に残業代が支払われない
教員の働き方に
時間外勤務の記録を付ける意味は
何だったのでしょうか。この教諭の時間外勤務には
「支援員が足りない
特別支援学級にも入っている」と
時間外が増える原因が明確です。子どもたちの学びのために
教員の正しい配置をお願い致します。
「教諭は『その後も長時間勤務をしたが、
自ら過少申告をせざるを得なかった。
正しい記録を出させるつもりがない
ことが問題』と憤る。
代理人の樽井直樹弁護士は
『システムのすきを突いて、
数字上の勤務時間を削っている
のは明らか。人事委員会は
実態を把握して、
過重労働を解消する方策を
示すべきだ』と話した。」
人事委員会と教育委員会の関係が
私は理解できていません。樽井弁護士のご指摘の通り
人事委員会が教育委員会に
提案ができるのであれば
素晴らしいことだと想いました。都道府県の人事委員会の指導で
教育委員会と首長が動いて
教員の不足を補えれば
素晴らしいことだと想いました。子どもたちの学びに
投資をお願い致します。
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