児童相談所という場所

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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昨日、11月9日(水)の中日新聞の記事です。

児童相談所で一時保護した無職の少女が
地上10mの3階のトイレの窓から転落し、
死亡したという記事です。

私は児童相談所は、子どもたちにとって
自分の命を救ってもらえ、
今後の未来に明るい光が見える場所で、
自殺する場所とは想っていませんでした。

この少女はなぜ、
自殺しなければならなかったのか。

再発防止より、自殺の原因究明と
その原因に児相がどうかかわっているのかを
明らかにして頂きたいと想いました。

 

「市によると少女は今年3~9月
 同児相などで一時保護され、
 その後は施設に入所していたが、

 今月3日に施設内での
 人間関係などの問題で、
 退所し、自宅に戻った

 翌4日に自宅を再び出て
 保護者が県警に行方不明届を出していた。」

この少女の
今年3月以降、11月7日までの間の
気持ちの動きと行動が
この記事では解りません。

なぜ3~9月という6か月も
児相で保護されていたのか。
この間、児相は何をしていたのか。

施設では約1ヶ月しか
生活していません。
少女は施設入所を希望していたのか。
退所理由の人間関係とは何なのか。

自宅には1日しか滞在していません。
自宅に戻ることを少女は望んだのか。
誰が自宅に戻ることを決めたのか。

児相の対応と少女の気持ちの動きを
明確にするべきだと想いました。

一時保護された子どもが
 命を落とす事案は、
 愛知県や広島県など各地で起きている。

 ただ、厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課の
 担当者は
 『児相に報告を義務づける制度がない』ため、
 事案の件数は集計していないと説明。

 『再発防止の対応などは各自治体に一任
  している』と言う。」

再発防止策はハードではないと
想いました。

児童相談所が、子どもの想いや考えに
寄り添っていないことが原因で、
再発防止策は、子どもの想いや考えに
寄り添うことではないでしょうか。

大人の都合が優先されて
いないでしょうか。

児相の担当者の個人個人の業務が
過多になっていないかも
気になりました。

 

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