生活保護世帯の子どもたちの夢
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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12月6日(火)の日テレNEWSの記事です。
生活保護や生活困窮者支援制度について
5年をめどに見直しを進めている
厚労省の部会は、
今後の見直しの方向性についての
中間報告を取りまとめたという報道です。
生活保護を受けている家庭は
多様な原因があると想います。
その多様な原因が、現在は
子どもたちの未来に影響を与えています。
子どもたちが、
自分たちには親を選ぶ権利が無いと
想うことが無いように、
一般の家庭と
同じ環境でいられるような
社会を創りましょう。
就職するまでは、
親と同じ世帯で生活できる様に。
「厚労省は、奨学金やアルバイトなどで、
自ら学費や生活費を賄いながら
大学などに通う人との
バランスを考慮すると、
生活保護を受給しながら
大学などへ進学することは、
『最低生活保障の対象として
認めることは困難である』
としています。」
この理屈が私には理解できません。
生活保護の支給額は
あくまでも最低限度の生活保障で
ご家庭の家賃や食費で
消費されてしまいます。大学へ通ううためには
一般のご家庭と同様に奨学金やアルバイトなどで、
自ら学費や生活費を賄わないと
通学できません。
厚労省は、現行の生活保護の費用で
大学に通う学費や生活費が
産み出せると考えているのでしょうか。
「生活保護世帯での
大学や専門学校などへの進学率は、
去年39.9%で、最近では
増加傾向であるものの、
全世帯平均の83.8%
に比べて大きく下回っていて、
大学生への生活保護の適用を
訴える声が上がっています。」
この進学率を見て想いました。
「さっさと働いて、親の面倒を見て
生活保護費を国に返せ」と
子どもたちを責めているのが
今の制度です。子どもたちが生まれた環境に関係なく
将来の夢が描ける社会を創りましょう。
コメント ( 2 )
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防衛費増と片寄ったお金の使い方。教育費や、生活保護にためにも使うべき。しっかり考えて欲しい
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の通りだと私も想っています。
防衛費増を願っているのは、一部の既得権益者。
税金は多くの市民のために使って頂きたいです。