育休明けに感じる負担が原因

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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12月9日(金)の中日新聞「学ぶ」に
掲載された記事です。

育児休業や時間短縮勤務などの
制度が整ってもなお、
仕事を続けることに立ちはだかる
慢性的な長時間労働の壁。

葛藤の末に
自分の子の成長を間近で見守ることを選び、
退職した教員たちの本音を聞いた、
とする記事です。

私が会社員を定年退職してから
意識するようになった課題の一つ、学校。
今回の記事で感じたことは
学校という職場の組織力。

学校という職場を
何か大きく変える必要があると
想っています。

まずは、教職員の定数を決めて、
定数で運営することをやめましょう。

定時には教員全員が
業務を終えることができる
体制を創りましょう。

 

「同県内の三十代女性も
 育休後に小学校に復帰したが、
 子どもが寝静まってから
 仕事に戻る生活を経て退職

 『児童と心が通じ合える』ことには
 やりがいを感じていて、
 今は講師として学校に勤める。

 午後五時に学校を出て
 自分の子にも向き合う日々。

 ただ、忙しい教員が多い中、
 『自分だけが守られた働き方
  いいのか』とも悩む。

 『時間通りの勤務で、
  やりがいも追い求めたい
  誰もが“ちょうどいい”働き方を
  選べるようになるといいですね』」

「時間通りの勤務で、
 やりがいも追い求めたい」
これが当然の姿だと想います。

そのためには何が必要か。
小学校の学級担任制は、
やめましょう。

一人の教員が、一日中、
授業を受け持つ姿が、
やはり異常な姿です。

学級担任は必要だと想います。
副担任をつけるか、
教科担任をつけるか。
見直しを提案します。

「高島准教授によると
 『職場内で教員同士
  サポートし合えた時代もあった』。
 しかし、教員の多忙化でそれも限界に。

 『教員の仕事はどれだけやっても
  終わりがない。
  仕事量を減らさないと
 と指摘する。

 さらに『時短勤務をすると、
  同僚に迷惑を掛けると考えて
  辞める教員もいる。

  時短を選べるよう、国や自治体
  人員を補充したり、
  担任を持たない教員
  増やしたりするべきだ』と強調する。」

教員の多忙が
報道されるようになったのは
いつからなのでしょうか。

2018年9月27日の
中央教育審議会の特別部会で

公立学校の教員の平均時間外勤務が
「過労死ライン」を超えていると
報告があったとの記事があります。

ここからでも4年が経ちました。
一時期は活発な議論があったと
記憶していますが、
現状は何か変わったでしょうか。

未来の日本を支える
子どもたちの学びのために
多忙が原因で
教員を辞める人を増やさないために

学校運営に関わる人を増やしましょう。
私も月4回、6時限目だけですが
ボランティア教員に参加し始めました。

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