格差社会を変えるためには

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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12月11日(日)の中日新聞の社説です。

日本の国税庁が先月、驚くべき発表をしました。

今年六月までの一年間に行った税務調査の結果、
富裕層の申告漏れが過去最高の
八百三十九億円に上ったというのです。
前年度比で72・3%の激増ぶりです。

国税庁の調査は、日本国内でも
富裕層の一部で
課税逃れが横行している実態を
裏付けています。

課税逃れに走る富裕層は
税の専門家を雇う
などして
節税を巧妙に繰り返しているはずです。

複雑な確定申告の手続きに
苦労している中小事業者や、

源泉徴収されて節税のしようもない
会社員にとっては別世界の話です。

格差社会をなくす処方箋についての社説です。

税金を多く払うことは本来、
社会貢献だと想っています。
多額の税金を納められることは
素晴らしいことではないでしょうか。

格差社会を容認する指導者の皆様では
「一億総活躍」の日本は創れないと
想いました。

 

「『家計の値上げ許容度も
  高まっている
』。
 今年6月、日銀の黒田東彦総裁が
 こう発言したことには本当に驚きました。

 ロシアのウクライナ侵攻を
 背景とする資源高
 円安で国内物価は
 年間を通じて急騰し続けました。

 年明けには再び値上げのピークがくるとも
 予測されています。

 富裕層ではない大半の人々は
 暮らしを守るため

 部屋の電気をこまめに消したり
 入浴回数を減らしたりして
 懸命に節約しています。

 黒田総裁は、そうした暮らしの実態
 知らないのでしょう。

 黒田総裁に限らず、
 日本経済をけん引するはずの人々が
 『民の暮らし』を軽視する傾向が
 顕著になっています。」

ご指摘の通りだと想っています。

安定して高給を得ることができる
公務員の皆様には

雇用や給与が安定しない
市民の実情がご理解頂けていないと
想っています。

民と同じ生活水準を楽しめる皆様と
日本を創りたいと想っています。

「この一年で
 格差は一段と広がった
 というのが実感です。

 その深い断層に、
 権力を握る人々や富裕層の
 『格差は自己責任の結果』という
 身勝手な考えが潜んでいるのなら深刻です

 子どもの未来を育む保育士
 高齢者らの世話をする介護士
 病人に寄り添う看護師ら、

 社会貢献の大きさや激務に比べて
 十分な収入を得られない
 が多くいます。

 格差を放置すれば求人がままならず、
 社会生活を支える体制
 を維持できません。

 収入格差の是正は必要不可欠
 なのです。」

権力を握る人々や富裕層の皆様に
見えている日本の姿は
どんな姿なのでしょうか。

現在の日本は、
一段と広がった格差の中で
使命感だけで多くの皆様が
社会生活を支えています。

この社会生活の頂点に立っている
権力を握る人々や富裕層の皆様には

皆様方の権力や収入は
使命感で働く多くの皆さんが
支えていることを認識して頂きたいと
想いました。

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