食育の基本から外れている

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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昨日、12月19日(月)の中日新聞「ユースク」に
掲載された記事です。

次女(13)から中学で昼食に充てる時間が
10分程度しかなく、
時間が足りずに毎日残していると聞きます。

10分程度では大人でも食べきるのが大変
と感じる人がいるのではないでしょうか。
昼食の時間が短いと感じている人は
どれくらいいるのか、

探ってみると想像以上に
多くの「困った」の声が
聞こえてきました、とする記事です。

現在の中学校のお昼休みの実情を学びました。
私の中学時代は、こんな状況ではなかった
記憶です。45分以上は、あった記憶です。

中学校生活に不慣れな1年のうちは
 昼食時間が短いと訴えることもあるが、
 学年が進むにつれて慣れていくようだ」

記事でコメントしている担当者の
この発言は残念に想いました。
この担当者の昼食時間は
10分なのでしょうか。

学校側の理由での
この昼食時間は変更すべきだと
私は想いました。

 

昼食時間が短いと感じる
 のは名古屋市内の
 スクールランチ利用者だけだろうか?

 1〜4日にユースクでアンケートしたところ、
 中部地方を中心に中学生本人や保護者ら
 574人から回答が寄せられた
 (有効回答は304人)。

 昼食の形式は65%が『給食』と答え
 『持参の弁当』(24%)や
 『スクールランチ』(11%)は少数派だった。

 学校が設定している昼食時間
 『30分以上』が最多の32%
 『20分』の31%が続いた。

 実際に食べるのに充てられる時間
 『15分程度』が最多の45%

 『10分程度』『20分以上』が
 いずれも27%で
 『5分以内』は1%だった。」

中日新聞のアンケートに答えた
中部地方を中心とする
中学校のお昼休みの実情を
学びました。

この実態からは、学校の考えは
「お昼休み」の意味合いでは
なくなっていると想いました。

先生方の昼食は
どうなっているのでしょうか。
気になっています。

中学の昼食はどうあるべきなのだろう?
 文部科学省に取材すると、
 昼食時間の目安は設けていないが、担当者は

 『学校では
  味わって食べることの大切さ
  を教えており、

  昼食をかきこまねばならない状況
  であれば食育の基本から外れている
 と話した。

 食育に詳しい長野県立大食健康学科の
 中沢弥子(ひろこ)教授は

 『中学の昼食時間は
  地域の食文化や
  栄養、マナーなどを学べる
  最高の機会

  準備や片付けの時間を除き、
  20分は確保してもらいたい』
 と求める。」

文部科学省と中沢弥子教授の
ご意見から判断すると、現状は
中学の昼食のあるべき姿には
合致しない状況と想いました。

食事が時間に追われる実態は
健康的とは考えられません。
現状の検討、変更を要望します。

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