ケアリーバー支援の課題

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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12月26日(月)の中日新聞の第一面です。

児童養護施設や里親の元を離れた
「ケアリーバー」の支援について、
政府が拡充に向けてかじを切っている
現状に対する記事です。

ここにも子どもたちへの支援が少ない
現状の問題点が示されています。

政府や官僚の皆様には、
現場の声を聴いて、実態に合った対策、
対策に見合う投資をお願い致します。

 

「全国児童養護施設協議会の赤池裕副会長は
 『施設が担う考え方が間違っている
  とは思わないが、

  ひと言で“アフターケアをやれ
  と言われても職員がもたない
 と指摘。

 職員のケアなどのために
 施設も高機能化する必要があり、
 そのためのバックアップ
 不可欠だと話す。」

学校、保育所、児童相談所に
児童養護施設。
子どもたちに必要な施設が
人材不足なのが現状です。

日本が子ども・子育て支援に対する
公的支出をおこたってきた結果です。

岸田首相は倍増を目指す方針
とのことですが、
支持率や票の獲得のためではなく、

現場の声を聴き、
無駄な投資にならないように
お願い致します。

「国が昨年初めて公表した
 ケアリーバーの実態調査では、

 回答した当事者2980人の2割超が、
 『お金がない』などの理由で
 通院を控えている現状が明らかに。

 調査対象2万人余のうち
 6割超の1万3000人は、

 出身施設も
 行方を把握していない

 などの理由で
 調査の案内もできなかった。」

調査対象2万人余のうち
6割以上の子どもたちの状況が
把握できないのが
現在の児童養護施設の実態です。

「ケアリーバー」の支援は必要です。
そのためにどこに投資するのか
施設とケアリーバーといった
当事者の声に耳を傾けて下さい。

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