海と陸の少なくとも30%の保全
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12月22日(木)の中日新聞の社説です。
人と自然の共生社会に向けて−。
カナダ・モントリオールの国連生物多様性条約
第十五回締約国会議(COP15)は
生態系保全のために2030年までに達成すべき、
新たな国際目標を採択した、とする社説です。
私たち人間の生活の便利さの追求により、
私たちの生活に影響が出るまで
地球の環境を破壊しています。
私たちは一度立ち止まり、
私たちの生きている環境を見直す時期が
来ていると想っています。
最も重要視されるのが
『海と陸の少なくとも30%の保全』
を目指す『30by30
(サーティーバイサーティー)』
と呼ばれる項目だ。
一〇年に名古屋市のCOP10で採択された
二〇年までの『愛知目標』は
『陸の17%、海の10%を保全する』
とした。
それさえ達成できなかったことを思えば、
極めて高いハードルだ。
生物多様性に関する政府間組織(IPBES)の
報告によると、
地球にすむ八百万種以上の動植物のうち、
約百万種が絶滅の危機
に瀕(ひん)しているという。
人類が食料や薬の原料などとして依存する
野生生物は五万種にも上る。
高い目標の設定は、
生物多様性の消失に対する危機感が、
国際社会に共有されたあかし
と受け止めたい。」
ご指摘の通りだと想いました。
生物多様性条約に加盟する国の数は、欧州連合(EU)とパレスチナを含めて
196か国と、世界のほとんどの国が
加盟しているとのこと。地球上のすべての国々が
食料や薬の原料の
奪い合いをすることなく、生物多様性を維持する行動は
素晴らしいことです。
このような個別の実施状況を
検証、評価して、促進と強化を促す
新たな仕組みが必要だ。
『愛知目標』には、それが欠けていた。
人類の飽食が
世界中で農地化などによって
生物の居場所を奪い、
生態系を危機に追い込む。
そのことを切実にとらえ、
私たち一人一人が
食生活なども見直したい。」
記事では、日本は
陸域20・5%、海域13・3%に
保護地域を広げることができ、
愛知目標は達成できたとのこと。次の「30by30」の達成に向けて
私たち一人ひとりにできることを
実行したいと想いました。日本人の素晴らしい食文化を
子どもや孫たちに残したいと
想いました。
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