災害時の性暴力を許さない
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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3月10日(金)の中日新聞の記事です。
東日本大震災を機に、
災害時の性暴力の調査が進み、
被害の実態や対策が知られるようになってきた。
調査を主導したNPO法人
「ウィメンズネット・こうべ」
の代表理事、正井礼子さんは
「災害時に性暴力が起きるような
状況や社会を変えたい」と訴える、
とする記事です。
起こり得るとはわかっていても
本当に起こっている事実であることを
学びました。
私が親しくしている友人には
性暴力を起こすような人間はいないと
想っています。
しかし、現状とは異なり、
避難所に閉じこもったり
避難所のリーダーとして
重責を担ったりする状況になれば、
人間は人格が変わるのでしょうか。
幼少時からの教育の中で「支配欲」を
持っている人間は、色々な評価をすれば
わかるのではないでしょうか。
「支配欲」の強い人は
指導者にはなるべきではないと
私は想っています。
「特徴的なのは、被災して
困窮している女性に対し、
必要な物資や生活の世話の見返りとして、
男性が性的な関係を要求するといった
『対価型』の性暴力であること。
正井さんは
『いずれも加害者は被害者よりも
力を持ち、立場を利用している。
特に、一人暮らしや母子家庭の女性
など後ろ盾のない人が標的とされやすい』
という。」
加害者になる可能性のある人間を
リーダー格にしないためには
どうすれば良いのでしょうか。ボランティアで活動して頂ける皆様に
「結構です」とお断りすることは
困難だと想っています。記事にある熊本地震の避難所の例の様に
ポスターの掲示は効果があるのでしょうか。何か方策が必要だと想いました。
「性暴力を防ぐにはどうすればよいか。
『まず、避難所に女性のリーダーを
配置することが不可欠』と正井さん。
例えばトイレの設営では、
東日本大震災時も他人の空見えない
校庭の隅や鍵のないトイレがあり、
怖い思いをした女性は多かった。
『女性が運営に関われば、
明るく安全な場所に作ろう
という発想になる』。
そのためには普段から、
組織運営ができる
女性を地域で育てることが必要だ。」
ご指摘の通りだと想っています。
政治や企業の経営と同じで、
ひとりの女性リーダーがいても周辺の皆様の協力が無ければ
女性や弱者が過ごしやすくは
ならないと想っています。女性目線や弱者目線を
大切にする社会を
創りたいと想っています。
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