福島・飯館村の現状

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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3月16日(木)の中日新聞の記事です。

東京電力福島第一原発事故から12年。
映画監督の古居みずえさんは10年余にわたり、
福島県飯館村に密着し、生業を奪われた
女性たちの声に耳を傾けた。

その様子を収めたドキュメンタリー映画
「飯館村 べこやのかーちゃん
 ~それぞれの選択」の公開に合わせ、

古居さんが見た被災地の現実を訪ねた、
とする記事です。

福島県飯館村の現状を学びました。
原発事故が起こると周辺に住む
多くの皆さんは、この状況になっています。

それを解っていても、
原発を再稼働や新設しようとする
岸田政権。

昨日の坂本龍一さんのメッセージが
思い浮かびます。
「国の運営者たち 
 なぜ原発に固執するのだろう」

 

「村の大半は17年に
 避難指示が解除されたものの、
 村民の多くは生活環境などを考慮して
 村外に暮らす

 事故前の人口は6000人強だったが、
 現在の帰村率は3割ほどだ。

 役場や住宅地、学校などは
 集中的に除染されたが、
 村域の7~8割を占める山林の除染
 徹底されていない

 花子さんの案内で村内を車で巡ると、
 農地の至る所に今でも、
 除染廃棄物を詰め込むフレコンバッグが
 山積みになっていた。村の中心部でも

 スーパーは一軒もなく、
 商店や住宅が並んでいた区画はそっくり
 更地に様変わりした。」

飯館村の住民の7割、
4200人強の皆様が村に戻っていません。

原発事故は4200人の皆様を
故郷から追い払っています。

さらに飯館村の7~8割の場所の除染は
放置され、
除染廃棄物も放棄されています。

これだけ事故処理に
時間とお金が必要な
原発の再稼働は許されないと想っています。

「飯樋地区にある村内唯一のうどん店
 『ゑびす庵』を訪れると
 女将の高橋千代子さんが
 
 『復興、復興と言うけれど、
  黒いフレコンバッグが消えないうちは、
  何も終わったと思えない
 とつぶやいた。

 以前は店の前に小学校があり
 家族連れで賑わったが、
 高橋さんの帰村後に閉校した

 『原発事故の前が懐かしい。
  もう、子どもたちの声を
  何年も聞いていない気がする』。」

子どもたちの人生にも
影響を及ぼしています。

本当なら飯館村の小学校で
創れたはずの思い出と変わらぬ思い出が
現在の小学校で創れていることを
祈っています。

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