保育施設の「配置基準」を見直す

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3月21日(火)のメーテレニュースの報道です。

保育施設で1人の保育士が
何人の子どもをみるのかという
「配置基準」の見直しが
焦点の一つです。

いま保育の現場で何が起きているのか?
保育士が足りない現状を取材しました、
とする報道です。

素晴らしい取材だと想いました。
園長先生もご指摘されています。

この状況がポキッと折れると
虐待などの不適切保育につながるのだと
想いました。

保育士の配置基準
0歳児 3人、1、2歳児 6人
3歳児 20人
4、5歳児 30人

この基準の下では、
私は保育士にはなれません。

 

「ふたつばし保育園の
 5歳児クラス(年長)は23人

 正規職員と補助職員の2人体制
 での保育です。補助職員は、
 障害のある子どものサポート
 のため追加されています。

 国が定めた
 『1人の保育士が30人の子どもをみる』
 配置基準よりも余裕はありますが、
 それでも保育の難しさを感じます。

 『(自分が)お手洗いに行くとか
  何かしたいとかは、
  子どもから目を離せないので(難しい)

  こどもたち同士で話し合いをすること
  を大事にしているので、そこで見守りながら
  他のところで保育する難しさ
  も感じています』」

一人で、5歳の子どもたちを
保育することの問題点を学びました。

お手洗いにも行けない、
行く時には、代わりの人が必要。

数人が話し合いをしていたら
その当事者と、それ以外の子どもたちを
別々の視点で見守らなければならない。

私は一人で保育することは
想像ができません。

「政府は『異次元の少子化対策』として、
 1人の保育士が30人の子どもをみる
 配置基準の見直し
 考えていくとしています。

 服部園長も、見直しに期待を寄せています。
 『とにかく配置基準を変えていただいて、
  子どもにしっかりゆったり関われる
  時間が欲しいなって思いますし、

  精神状態も体もギリギリのところで
  毎日踏ん張っている状態では、
  途中でポキっと折れてしまうので、

  (保育士の)人手を増やし
  保育士の仕事がとても魅力ある
  んだよっていっぱい発信してほしい』」

ご指摘の通りだと想っています。

先生も、保育士も同じ状況に
追いやられている中で、
なぜ増員に時間がかかるのでしょうか。

人件費は削るもので
増やすものではないと
考えているのでしょうか。

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