虐待をしたい保育士なんていない

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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3月29日(水)の毎日新聞の報道です。

「何でできないの」。
駆け出しの保育士だった女性は、
2歳の園児を怒鳴った。

生活発表会が迫っているのに、
教えた歌や踊りの動きができていない。
ぶざまな発表会にはできない。

そんな焦りに比例して、
園児に発する言葉は強くなった、
とする記事です。

保育の現状が伝わる、
素晴らし取材だと想いました。
日本の指導者は、子どもたちへの
「教育の質」をどう考えているのでしょうか。

「不適切保育」をつくりだしているのは
「政治」だと想いました。

 

「各地で相次いで発覚する
 不適切保育のニュースを見る度に
 『虐待をしたい保育士なんていない
  保育現場は限界にきている』と思う。

 そして、記者にこう漏らした。
 『国や自治体は、
  保護者の要望に耳を傾けますが、

  私たちの状況は
  改善されないままです』。」

ご指摘の通りだと想いました。

先日の「大盤振る舞い」の
「異次元の少子化対策」にも
「保育士の配置基準の見直し」は
公表されませんでした。

すべてが、保護者向けの対策です。

小学校の教員と保育士の
配置基準の見直しに
声を上げ続けます。

響けよ 届け 君の声

「自身が虐待や不適切保育疑いの行為を
 しそうになったことが『ある』としたのは
 22人だった。

 『人手が足りず
  子どもの意思を尊重できる余裕がない
  けがをさせないようにするだけで
  精いっぱい』

 『職員が足りず、心が病んでしまった』
 『不適切と思われる保育が日常的で、
  普通の保育だと思った
 との理由だった。

 『延長保育中に“早く帰れ、早く帰れ”と
  無意識につぶやいていてぞっとした。

  日替わりシフトと連日の残業
  疲弊していた』
 との回答もあった。」

55人の回答中22人が「ある」と
答えられています。
その理由も明らかです。

この保育の状況では、
保育を受ける子どもたちも
保育を担う保育士の皆様も
どちらにも良いことはありません。

この状況を変える第一歩は
「配置基準の見直し」だと
想っています。

実態に合った「配置基準の見直し」を
宜しくお願い致します。

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