保育士の増員と待遇改善
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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3月27日(月)の中日新聞の社説です。
保育士が手薄では、
子どもたちの成長を支える
十分な保育の「質」を確保できない。
保育現場の実態に合わせた増員が必要だ、
とする社説です。
現行の基準は保育士一人が
ゼロ歳児は三人、一〜二歳児は六人、
三歳児は二十人、
四〜五歳児は三十人。
保育士や教員の経験のない
私が想像すると
3歳児の20人と4~5歳児の30人は
とても保育は不可能ではないでしょうか。
一部報道で、1~2歳児を6⇒5人、
4~5歳児を30⇒25人と耳にしましたが、
根拠が理解できません。
補助金の増額を抑えるために
ゼロ歳児と3歳児の基準をさわらず、
これに合わせて都合よく
増員した数字にしか思えません。
報道の通りであれば、残念です。
「昨年九月、静岡県牧之原市で起きた
通園バスの三歳女児置き去り死事故や
保育現場での虐待の多発は、
保育士の配置に余裕がない事情も
背景にあるのではないか。
待機児童解消が優先され、
配置基準見直しは先送りされてきた。
人員を独自に増やしている
自治体や保育所もあるが、
慢性的な人手不足で
確保に苦しんでいるのが実態だ。」
ご指摘の通りだと想っています。
置き去りや虐待は
余裕のなさが原因だと
私も想っています。3月25日の投稿で紹介させて頂いた
保育の現場の取材。
現場の実態に合った
人員配置をお願い致します。
「政府は2015年度からの
『子ども・子育て支援新制度』で、
保育所整備や職員の処遇改善のために
年間一兆円の投入を決めたが、
確保できたのは消費税増税分の
七千億円だけで、
残る三千億円の財源は
定まっていない。
子どもたちが
安心して安全に過ごせる保育所
にするには、
設置基準の見直しによる保育士増員
と人材確保に向けた待遇改善、
そのための予算確保が待ったなしだ。」
ご指摘の通りだと想っています。
年間7千億円の投資は
保育園は保育士の皆様に
届いているのでしょうか。この実態の取材を
宜しくお願い致します。
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