ドイツは脱原発に成功
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昨日、4月15日(土)の中日新聞の
第一面です。
ドイツで15日、
東京電力福島第1原発事故を受けて決めた
脱原発が完了する。
稼働中の最後の原子炉3基が同日夜
(日本時間16日朝)、送電網から外れて
運転を停止し、
国内の原子力発電量はゼロになる。
同事故後に脱原発が実現するのは
先進7カ国(G 7)で初めて。
原発推進の日本と一線を画し、
今後は再生可能エネルギーをさらに拡大する、
とする記事です。
素晴らしい判断と実行力です。
「野党や経済界には運転延長を強く求める
声が根強く、複数の世論調査でも
脱原発に反対する回答が過半数を占めた」
と記事にのべられており、
この状況の中での実行力は素晴らしい
と想いました。
原発事故の影響が引き続いている日本が
脱原発に向かえないのが残念です。
「政府によると、これまでに
原子炉33基が稼働し、
完全に解体を終えたのは3基。
廃棄物を地下深くに
半永久的に保管する最終処分場は
31年までに建設予定地を決める
計画だが、
選定作業と最終処分を
委託された国営企業は
昨年、選定は46~68年になる
との見通しを示した。」
ドイツは、今日、原発を停止しても
最終処分が始まるのは24~46年後。日本はいつまで先送りを
続けるのでしょうか。将来世代にツケは残さないとの理由で
軍拡増税をする政府は
原発の廃棄物のツケを
どう考えているのでしょうか。
「『本来は日本も
再エネの大幅拡大が可能だが、
従来の原発推進の仕組みが残り、
合理的に判断できなくなっている。
このまま推進すれば、
100年以上先まで
“負の遺産”を残しかねない』
と批判した。」
ご指摘の通りだと想いました。
坂本龍一さんの言葉を
思い出しました。「なぜこの国を運営する人たちは
これほどまでに
原発に固執するのだろう。」「発電によってうまれる
放射性廃棄物の
処理の仕方が未解決で
増えるばかり。」「事故の汚染水・処理水も
増えるばかり。
事故のリスクはこれからも続く。」「世界一の地震国で
国民を危険にさらし、
自分たちの首もしめるというのに、
そこまで執着するのはなぜだろう。」全文はこちらから。
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