憲法とは「権力の制限」

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昨日、5月3日(水)の中日新聞の社説です。

法に基づく立憲政治、民主政治では
常に「なりませぬ」の声が
為政者の耳に届かなくてはならないはずです。

われわれも主権者として、権力の横暴や、
自由や権利の侵害には
勇気をもって「ノー」の声を
上げるべきなのです、とする社説です。

 

「さらに伊藤博文が憲法調査のため
 英国やドイツなどに派遣され、
 著名な学者たちに学びました。

 伊藤の成果は後に、
 枢密院で述べた言葉に表れています。

 <憲法を創設するの精神は、
  第一君権を制限し
  第二臣民の権利を保護する
  にあり>

 個人は多くの自由と権利
 を持っていますが、
 権力はときにそれを奪ったりします。

 だから、権力を制限せねばならない
 立憲主義の本質を見事にとらえています。」

憲法の必要性を改めて学びました。

私は学生時代に日本国憲法は学び、
試験対策で
条文と条の数字を覚えました。

しかし、憲法は
第一君権を制限し、
第二臣民の権利を保護する

とは、

学んだり、記憶した
覚えはありません。

多くの皆様と今だからこそ
憲法の在り方を学びたいと
想っています。

「つまり権力の暴走を防ぐ装置
 権力自ら一つずつ破壊
 していることです。

 『なりませぬ』と諫言できる存在を
 消し去っているのです。

 民主政に仕組まれた歯止めがなくなれば、
 『暴君』が現れてしまいます
 権力自ら憲法秩序を破壊しているなら、
 それこそ権力の暴走です

 そもそも権力者たちが一生懸命
 憲法改正の旗を振っているのも
 何とも不思議な構図です。」

「何とも不思議な構図です」
社説ではここまでしか書けないとすると
残念な想いです。

今の日本は、
権力が暴走を始めています。
憲法解釈を変え、
さらには憲法を変える。

権力者が制限されている憲法を
私たち国民を制限する憲法に
変えようと、
憲法改正の旗を振っています。

権力者には都合のいいい会合は
毎週開催し、

都合が悪い会合は、
憲法に逆らっても開催しない
権力の暴走は始まっています。

 

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