原発避難 不安の訴え一蹴
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5月25日(木)の中日新聞の記事です。
仙台地裁は東北電力女川原発2号機(宮城県)の
再稼働差し止めを求めた住民らの請求を退けた。
東日本大震災後、全原発が停止し
苦境に陥った東北電は、
収支改善の道筋が見え始めた。
ただ判決は、
東京電力福島第一原発事故で露呈した
住民避難の難しさに踏み込まず、
明確な判断を示さなかった。
懸念を残し、被災地で初となる再稼働が近づく、
とする記事です。
「情報公開請求などを繰り返し、
計画通りの避難はできないと
指摘してきた。
しかし仙台地裁判決は、原告が
具体的な危険を主張、立証していない
として、計画の実効性について
『判断するまでもない』と 一周した。」
残念な判決だと想っています。
怒りというより、地裁の判決は
このレベルなのかという
さめた想いです。「原発の避難計画に
不備があるかどうかといった
難しい判断は、地裁ではできません」
との判決と受け止めます。
「仙台地裁は原発の危険性や
避難計画の重要性を分かっていない。
地震・津波の発生や規模などの
具体的危険は誰にも予測できず、
住民らによる立証は困難だ。
最悪の場合を想定して
避難計画を考えるべきで、
現状の計画で逃げ切るのは
常識的に難しいだろう。」
ご指摘の通りだと想っています。
当時、「想定外」という言葉が
多用されました。
「最悪の場合を想定して」も
想定できないと想っています。原発は危険すぎます。
再稼働の中止を求めます。裁判においては、
福島第一原発の現状があっても
原発の危険性を
具体的に証明しなければならない。裁判は難しすぎます。
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