80年越しのバトンを渡された
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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8月14日(月)から9月14日(木)の間、
社会福祉実習のため、
実習先で現場経験させて頂いています。
実習体験の整理や実習報告書作成のため、
通常のブログは記事のご紹介だけ
になる場合や発信をお休みする日があります。
ご了解のほど、よろしくお願い致します。
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8月13日(日)の中日新聞の記事です。
母校の愛知県立旭丘高校が、
まだ愛知一中と呼ばれていた太平洋戦争の最中に
「予科練総決起事件」が起きたと聞いた。
7年前、高校2年の時。
日本史の授業で先生が雑談として教えてくれた。
14歳から17歳の生徒たち700人が、
1943年(昭和18年)に航空機の搭乗員を養成する
海軍飛行予科練習生(予科練)を志願しようと
一斉に立ち上がったという、
で始まる新人記者の記事です。
「『立ち上がらないと非国民になる。
嫌々立ったやつが大半じゃないか』
振り返る口調は淡々としていた。
自身が立ったかどうか、
はっきり覚えていない。
『ぶんなぐられるから
口には出せんかった』というが、
元々、『戦争に勝てるわけない』
との考えだった。」
あの時代に
「戦争に勝てるわけない」と思えた
冷静さに驚きました。日清戦争、日露戦争に勝利し、
日本は戦争に負けるわけがないと
国民の多くが信じていた
時代だと私は想っています。「嫌々なら立たない」選択ができる
社会を創りたいと想っています。
「学生時代を振り返ると、
いじめがあった教室で、
見て見ぬふりを求める
同調圧力があった。
空気を読めば楽だが、
抵抗するのはしんどい。
今の社会にも、愛知一中で
生徒全員が立ち上がった場面に
共通する雰囲気はないだろうか。
『あんたがた、こんな馬鹿なこと
しちゃいかんよ』。
4時間ほどの取材の終盤、
浅井さんにこう言われた。
先輩から80年越しの
バトンを渡された気がした。」
今の社会にも共通する雰囲気は
多数の場面であると想っています。安倍政権から始まり、
岸田政権へと続く
政権の強引な進め方。戦時中とは少し違いますが、
私たち市民には手出しができない
強引な政治に私たちは
声をあげる必要があると想っています。この記事を書かれた新人記者さんが
今の気持ちを持ち続けられる
中日新聞であり続けて頂きたいと
想いました。
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