年収の壁の抜本対策

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9月25日(月)の中日新聞の記事です。

配偶者に扶養されるパート従業員らが
社会保険料負担を避けるため労働時間を抑える
「年収の壁」を巡り、政府の対策が固まった。

最低賃金が各地で大幅に引き上げられる
10月に間に合わせる必要があった。

年収の壁を意識して働き控えが拡大し、
人手不足に拍車がかかるとの
経済界の懸念が背景にある。

抜本対策を先送りしたため
「付け焼き刃」の感は否めない、
とする記事です。

 

社会保険料は年収106万円と130万円を境に
 自己負担が生じる
 政府は当面の措置として、

 106万円の壁については
 保険料負担を肩代わりした
 企業に補助金を支給するほか、

 130万円を超えても連続2年までは
 扶養内にとどまれるようにする。

 収入に応じた保険料を加入者が納める
 原則から外れる特例と言え、
 自営業や単身の世帯と比べて
 『優遇だ』との批判が政府内にもある。」

103万円、106万円、130万円の
壁の違いを学びました。
年収の壁を実感していない私たちには
理解しにくい壁です。

今回の対策は記事でのべられている通り
「付け焼き刃」だと私も想いました。

既得権がある皆様の反発による
「票」を失うことを恐れた対策だと
想いました。

「会社員らに扶養される配偶者は、
 国民年金の『第3号被保険者』と呼ばれる。

 自身で保険料を納めなくても
 老後の年金を受け取れることができ、
 就業調整の一員とされる。

 厚労省は会議で、年収の壁を超えた場合でも
 保険料を減免する案を 例示したところ
 『納付している他の加入者と
  不公平だ』などの異論が噴出。

 共働きが一般的になる中で
 『3号制度が時代にあっておらず、
  見直すべきだ』との声が 上がった。」

私は「壁」を取り去ることを
基本として考えるべきだと想いました。
働く皆様から公平に保険料を頂く。

その上で、特別な事情により、
短時間しか働くことができない皆様には
特別な対応を考える事が良いと
私は想いました。

抜本的な対策の推移を見守りたいと
想っています。

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。