不登校の原因は明確ではない
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月5日(木)の中日新聞の記事です。
文部科学省の2022年度の
問題行動・不登校調査で
不登校の小中学生数が30万人に迫った。
国や自治体も対策を急ぎ、
オンライン上に学校を作るなど
子どものニーズに合わせた
「居場所」の確保が進むが、
4割近くが相談や支援を
受けられていない状況に危機感が募る。
教員からは多忙化で現場の
余裕がないことも要因との声が上がる、
とする記事です。
「22年度調査では不登校の小中学生の
38.2%に当たるあたる11万4217人が
学校内外で専門家らからの相談や支援を
受けられていなかった。
文科省は『休養や自分を見つめ直す
積極的な意味を持つことがある』と
不登校の正の面を認めるからこそ、
支援がない状態に危機感を抱く。
学びからも人間関係からも疎外されれば、
子どもの未来の可能性が
失われかねないからだ。」
ご指摘の通りだと想いました。
この状況は、学校側が不登校の責任は
自分たちにはない、と考えていることが
産み出していると想いました。
不登校の子どもの担任は
あくまでも担任の先生であり、
自分が相談や支援ができないのであれば、
どなたかにお願いするところまで
責任を持って頂きたいと想っています。
「そもそも不登校急増の原因は
明確ではない。
学校が判断した不登校の理由は、
本人に起因する『無気力・不安』
が51.8%と過半数を占めたが、文科省幹部は
『実際は現場が原因を
把握できないケースも多い』と
見ており、より詳細な分析が必要だとする。
近畿地方の公立小のベテラン教諭は
子ども側の要因だけでなく
『学校が通いやすい場所に
なっているか考える必要がある』と主張し、
『過度な決まりごとや指導で、
子どもが安心できない学校に
なっていないか』と問いかける。」
そのとおりだと想っています。
私たちの子どもの頃は、
遊ぶところや学ぶところが
学校しかなかった時代と
現在は状況が異なります。
現場の先生方の働き方にも
多くの意見がある現在、
子どもたちの学びに大きな投資を
お願い致します。
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