学校現場で教える性教育

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10月6日(金)の中日新聞の記事です。

学校現場で性交をどう教えるか。
LGBTQ+など性的少数者への支援は。

子どもたちを取り巻く性の課題が多様化するなか、
全国の性教育関係者が集う
「第51回全国性教育研究大会」では、

あるべき性教育の姿を巡り、
白熱した講演や議論が繰り広げられた、
とする記事です。

 

「焦点の一つとなったのが
 性交を取り扱わないなどとした
 小中学校の学習指導要領の
 『歯止め規定』だ。

 文部科学省の横嶋剛健康教育調査官は講演で
 『全ての子どもに
  共通して指導すべき事項ではない
  という趣旨』と説明。

 子どもの発達段階
 校内、保護者の理解を得る
 ことなどに配慮した上で

 『学校の判断で教えることはできる』
 と明言した。」

残念ですが、私には文部科学省の
健康教育調査官のご説明が理解できません。

算数や英語、理科は
子どもの発達段階に関係なく、
すべての子どもたちに
共通して指導している現状に対して

性教育は、なぜ別扱いなのでしょうか。

性の問題、性交の問題を
特別扱いしているとしか
私には想えません。

昔ながらの男性社会を維持したい
政治的圧力があるのでしょうか。

「家庭で
 『精子と卵子はどうやって出会うの
 と聞かれたらどうする」
 と問いかけ、グループで議論した。

 『絵本で教える』
 『動物の交尾になぞらえる』
 『性器の名前もセックスも
  はっきり教える』。

 地域や家庭で異なる性教育の多彩さ
 驚きの声も。小貫教授は

 『社会の変化に伴い
  家庭も変わってきている
 
  保護者同士、学校と家庭とで
  情報交換することで、
  より良い性教育ができるはず
 と 呼びかけた。」

家庭では、子どもの発達段階に
あわせて教育すれば良いと
想いました。

「精子と卵子はどうやって出会うの」
と尋ねる子どもさんに対しては

「精子」と「卵子」を理解している
のであれば、
性器の名前もセックスもはっきり教える
時期ではないのでしょうか。

いじめ、虐待、不登校、性差別などが
問題となる現在において

学校、家庭、地域を含めた場所で
包括的性教育が必要な時代だと
私は想っています。

 

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