「いじめ」による不登校

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11月3日(金)の中日新聞の記事です。

文部科学省が10月に発表した2022年度の
「児童生徒の問題行動・不登校調査」で、

不登校の理由が「いじめ」という
小中学生の割合は、
不登校全体のわずか 0.3%
(主たる要因以外も含む)だった。

この結果について、有識者や支援団体は
「実態と懸け離れている」と指摘。

「学校への調査だけでなく
 当事者である児童生徒に直接聞くなど、
 調査方法の見直しを」と訴えている、
とする記事です。

 

「鈴木氏は、同省の20年度
 『不登校児童生徒の実態調査』に着目。

 小学6年と中学2年へのサンプル調査だが、
 『問題行動・不登校調査』は
 学校が回答しているのに対し、

 こちらは不登校と当事者の
 児童生徒や保護者が直接回答している。

 調査では、不登校のきっかけを
 『友達のこと(いやがらせや
  いじめがあった)』
 と回答したのは

 小学生 25.2%、中学生 25.6%
 だった。

 鈴木氏は、両調査の規模や方法が異なる
 ことから『単純には比較できない
 とした上で、

 『いじめに対する子どもと学校の認識
  大きな隔たりがあるのでは』
 との見方を示した。」

いじめが原因とする不登校は
学校側の判断が0.3%、
当事者側が25.2%と25.6%では

不登校の対策が大きく変わると
想っています。

地域の子どもたちが
地域の学校で学べるためにも
不登校の原因を明確にして
各種の対策をお願い致します。

「文科省生徒指導室は
 『今年 3月に策定した
  不登校対策“COCOLOプラン”で、

  一人一人の児童生徒が
  不登校となった要因
  分析・把握できるように、

  調査内容を見直す方針を盛り込んでおり、
  23年度の調査では方法の見直し
  検討している』と話している。」

むつかしく検討する必要はない
と私は想っています。

当事者が本音で実態を話せる
環境を創る、につきるのでは
ないでしょうか。

さらに、0.3%の学校の回答が
実態に近づくように
学校側の対策も
宜しくお願い致します。

 

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