高齢者の記憶の活性化
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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11月5日(日)の中日新聞の第一面です。
おじいさん、おばあさんは子どもと会話すると、
自分の小さい頃の記憶がよみがえりやすい。
愛知淑徳大の坂田陽子教授
(発達心理学)の研究で、
そうした傾向が明らかになり、
近く英学術雑誌に掲載される。
漠然と「良い」と捉えられていた多世代交流の
利点を科学的に示せる可能性もあるという。
成果は認知症予防への応用を目指す、
とする記事です。
「子どもが聞き手の時、
思い出話の58%が9歳以下の出来事で、
大学生の14%、中年成人の6%、
高齢者の8%を大きく上回った。
質問の回数を重ねると、思い出の時期が
聞き手の年齢に近づくこともわかった。
高齢者は10~30代の思い出が強く残っている
という定説に一石を投じた形で、
坂田教授は
『高齢者は対話相手の年代に合わせて
話題を選ぶコミュニケーション能力を
持つ』と見る。」
私には驚きの結果です。
私は現在64歳ですが、現時点で
9歳以下の想いでは
ほとんど記憶にありません。私が同じ実験の被験者になったら
子どもの質問に何を答えるのだろう。小学生の登校に見守りを
一緒に実施している皆さんは
小さい頃の地域の状況のお話が
多いのは確かです。
「坂田教授は今後、
高齢者が幼少の記憶を思い出すと
認知症予防に効果があるのか
などを調べる。
『高齢者が孤立せず
多様な世代と共生することが、
脳に良い影響を与える
可能性がある』と話している。」
「おばあちゃんはいつも同じ話をする」
相手が同じだと、相手に合わせて
同じ話になる。
理屈が会うと想いました。高齢になって、多様な世代と話をすると
同じ話にならない。
認知症の予防になると
私も想いました。この研究の多様な展開を
期待しています。
コメント ( 2 )
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北浦先生
愛知淑徳大学心理学部の坂田陽子と申します。
私の記事を取り上げていただき,大変光栄です。
ありがとうございました。
いろいろな世代が調和しながら楽しく生きられる社会になるといいなと思います。
大学付属のジェンダー・女性学研究所所長もやっております。
https://www.chunichi.co.jp/article/768862
今後ともよろしくお願いいたします!
坂田陽子
愛知淑徳大学心理学部
sakatayo@asu.aasa.ac.jp
坂田先生
こちらこそ、コメントを頂き光栄です。
認知症になっても地域で生活し続けられる、多世代共生地域を創りたいと想っています。
ジェンダー平等が理解できない議員も変えていきたいですね。
今後とも、宜しくお願い致します。