死後の尊厳を守るために
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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11月15日(水)の中日新聞の記事です。
愛知県岡崎市の
葬儀会社だった建物で見つかった、
ひつぎに入った高齢男性2人の遺体。
いずれも引き取り手がなかったため、
別の葬儀業者が自治体から預かり、
一時保管が長期化していた。
身寄りのない高齢者が増える中、
亡くなった場合の対応は、
多くの自治体で課題となっている、
とする記事です。
「2020年の国勢調査によると、
65歳以上の5人に1人が
単身世帯。
総務省が今年3月に公表した
調査結果によると、
引き取り手のない人の死亡は
18年4月~21年10月に
約10万6000件にのぼった。」
3年7ヶ月=43ヶ月で10万6000件。
全国で、毎月約2500人の
引き取り手のない死者が
発生しています。私も64歳で単身世帯。
唯一の身内になるであろう
弟からは「死体は引き取らないのでよろしく」と
すでに宣言されています。記事にある横須賀市の様に
葬儀業者との契約を考えます。
「国立歴史民俗博物館の山田慎也教授は、
『現行制度は、亡くなった人の葬儀は
近親者が行うことを前提
としている』と説明。
身寄りのない遺体については
『例外的な対応』として
各自治体が葬儀を実施してきたとして、
『今後も事例は増える。
その人の死後はどうするのか、
社会全体で考えていく必要がある』
と話す。」
ご指摘の通りだと想いました。
今、学んでいる
「成年後見人制度」においても、
後見人は「成年被後見人の遺体の
火葬に関する契約の締結」については
家庭裁判所の許可が必要です。死者が死後に、自分の尊厳を
守ることができる仕組みが必要
だと想いました。
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