医療の裏方の待遇改善
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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昨日、12月16日(土)の中日新聞の記事です。
医療機関の収入になる診療報酬の
2024年度改定で、政府は医療従事者の賃上げ
を促すため、人件費に当たる「本体」部分を
引き上げる方針を決めた。
全産業に比べて給与水準が低い臨床検査技師や
歯科衛生士など「コメディカル」と呼ばれる
職種の人は「待遇改善につながる」と歓迎する。
一方、医療費が膨らみ、国民負担が増えることを
懸念する声もある、とする記事です。
「愛知県医師会の柵木充明会長は
『公定価格である診療報酬が低く抑えられ
賃上げに必要な原資を
確保できなかった』と指摘。
本体部分の0.88%の引き上げは
前回22年度の改定率0.43%の2倍に当たるが、
『昨今の物価上昇を補う賃上げを進める
には、やや物足りない』と話した。」
ここ数年の春闘における賃上げ率と
単純に比較はできませんが、
企業の賃上げ率は2%を超えています。さらに、物価上昇率は、賃上げ率を
上回っている現状です。医療従事者の賃上げも
私は必要だと想っています。コロナに振り回され、
現在はインフルエンザに
振り回されている医療界。「コメディカル」の支えは
大切だと実感しています。
「診療報酬の財源は税金や国民が支払う
保険料、患者の窓口負担で賄われており、
報酬を引き上げれば国民負担が増える。
高齢化で右肩上がりの
社会保障費を抑制する課題もある。」
増加する社会保障費を
人件費で押さえる発想は、
日本経済の鵜申われた30年を
思い出さされます。人件費は最優先で確保すべきと
私は想っています。社会保障費の抑制は
元気な高齢者を増やすことだと
私は想っています。
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