なぜ加害者は教室に

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12月22日(木)の中日新聞の記事です。

学校のいじめでは、
被害者が別室登校や不登校になりがちだ。

いじめを受けた側が教室を追われるような状況は
いたたまれないが、加害者にも学ぶ権利がある。

どうすればいいのか。
教育現場での苦悩が続いているという記事です。

私もこの記事を読むまでは、
加害者に学ぶ権利があっても、
教室を出ていくのは加害者であるべきと
想っていました。

考えを改めます。
教員の数と環境を整えて、
被害者も加害者もわだかまりなく
同じ教室で学べる環境を目指します。

 

「文部科学省の調査によると、
 2021年度は国公私立の小中高校で

 いじめが主因の不登校は620件
 あったのに対し、
 加害者に出席停止を行ったのは1件

 中学校でのいじめのうち、
 加害者を別室に移したのは3.7%で、
 被害者の6.9%よりも低かった。」

この数字が現状を明らかにしています。

一旦は、加害者を別室に移し、
自分の行った行為に対し、
理解と反省が終わり、

被害者にお詫びして
教室に戻るのが良いと想いました。

「森田さんは
 『学校側は、いじめを繰り返さないよう
  加害者に教育するとともに、

  被害者には支援計画を示しながら
  二人が教室で一緒にいる時間を
  徐々に増やしてあげる。

  教員には労働環境を整え、
  いじめにしっかり対応できる
  ゆとりを与えてほしい
 と指摘した。」

ここにもゆとりのない先生方に対する
学校の問題がありました。

子どもたちの学びを妨げるものは
どんどん改善していく必要があります。

子どもたちへの投資が
不足しているところを
明らかにしていきましょう。

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