健常の子と同じように学校に行く
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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12月18日(日)の「IZA」で報道された記事です。
「医療的ケア児(医ケア児)」を対象に
大阪府が令和2年9月から先進的に始めた
通学支援制度について、
改善を要望する声が上がっている、
とする報道です。
医療的ケア児とその家族を支援する体制は、
ほとんど進んでいないのが現状だと
私は想っています。
原因は、財源と人材。
法律が施行されてから
対応を考えているのですから
当然のことです。
各自治体は、法律の趣旨を真摯に受け止め、
必要な人材の確保と育成、そして財源の確保に
取組んで頂きたいと想っています。
「制度が『使いづらい』
という声も多く上がった。
介護タクシー事業者と同乗する看護師
を保護者が選定・手配しなければならず、
『自分で探すのはハードルが高すぎる』
との意見も。
登下校の支援を受けられても
『親は校内待機がルールだった』
として通学をあきらめ、
教諭による訪問教育を選んだ
家庭もあった。」
『親は校内待機がルールだった』
この状況を最初に変えなければならない
と想いました。そのためには、人材確保です。
学校は自らに
看護師さんを探すことを
させるのではなく、自治体のこの法律に対応する部門が
子どもが自宅を出てから帰宅するまでの
安全を確保する仕組みを
作り上げるべきだと想いました。
「『母親は思った以上に自由な時間がない』
と山田さん。
保護者の多くが生活を犠牲にしている
として、『精神的に追い詰められる
ケースも少なくない。
子供の健やかな成長のためにも、
健常の子と同じように
学校に行けるようにしてほしい』
と訴えた。」
「健常の子と同じように
学校に行けるようにしてほしい」
お母さんの想いです。制度上は各自治体の責任ですが、
これは国の責任で行うべきだと
想いました。支援学校での特別教育と
公立学校でのインクルーシブ教育。保護者と本人が自由に選択できる環境を
整えるべきだと想っています。未来の日本への投資です。
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