法廷で少女が振り絞った勇気
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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昨日、1月22日(日)の中日新聞の記事です。
「魂の殺人」と言われる性暴力。
特に子どもへの性的虐待の検挙や相談が増え、
加害者の大部分が、本来なら子供を守る親族だ。
救いを求める声を逃さない取り組みが
急がれる、とする記事です。
記事にある警視庁の統計には驚きました。
21年、全国で339件を検挙。
5年前から倍増。加害者は実父が135人。
自分の実の子どもに性的虐待を加えています。
こんな大人をだれが育てたのでしょうか。
やはり、社会が育てたのだと想いました。
「子どもが最初に救いを求める先は、
身近な大人だろう。
だが、打ち明けられた側は
にわかに信じられず、困惑する。
西沢教授は
『大人も一人で何とかしようとせず、
相談機関など専門家を頼って』
と強調する。
特に家庭内の性暴力では
『身内に信じてもらえないことも多い』
と、おうみ犯罪被害者支援センター(大津市)の
松村裕美副理事長が語る。
大人や子どもの相談先として、
治療や心のケア、警察への連絡などを
1ヶ所で担うワンストップ支援センター
をあげた。
全国各都道府県にあり
全国共通の「#8891」で
最寄のセンターにつながる」
ご指摘の事を学びました。
私も子どもから相談を受ければ、
困惑すると想いました。加害者が親しい知り合いであれば
なおさらです。専門家である支援センターに
私の対応を相談します。
「『家族を壊すぐらいなら我慢しよう』
では、加害者の思うつぼ。
心の傷が一生消えない最悪の事態になる。
子どもたちが安心して
声を上げられる環境をつくるには、
相談体制の整備や窓口を知らせる
だけでなく、周りの大人が
『話してくれてありがとう』
と信じて聴く姿勢が肝心だ。
法廷で少女が振り絞った勇気を
無駄にしてはならない。」
ご指摘の通りだと想いました。
社会福祉士を目指す私自身に
子どもの話に「信じて聴く姿勢」
を身に付けられるように
鍛錬していきたいと想いました。
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