障害を持つ子どもは、どこで学ぶ
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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1月25日(水)の中日新聞「学ぶ」の記事です。
障害児を永続的に分離した特別教育の中止を―。
国連の障害者権利委員会は昨秋、
障害者権利条約を批准している日本に勧告した。
指摘されたのは障害児が
通常の学級に入りにくい現状だ、
とする記事です。
障害を持つ子どもが通常の学級に
入りにくい現状は、
教員の不足と学校の設備不足だと
私は想っています。
どちらも必要なのは資金です。
岸田首相の「次元の異なる投資」を
ここにもお願い致します。
学校では看護師が付き添い、
学校生活介助アシスタントが、
教科書をめくるなどのサポートをする。
例えば図工の授業。アシスタントが
画用紙の色や、どう切るかを五味さんに聞き
形にしていく。
同級生が作品を見せに来ることも。
母の美早さんは
『お客さん扱いにならない。
この地域に住み、近くの保育園に行き、
みんなと同じ学校で学ぶ。
それが当たり前』と話す。
教員らは五味さんが参加できる方法を
その都度考えて対応する。
『安全に楽しく学べるように』
と加藤昭夫校長。
そのためには教員の増員も必要
だと訴える。」
これが、あるべき姿だと想いました。
障害のない子どもたちが
障害を持つ子どもと
同じ場で学ぶことの大切さが各自治体の首長に
ご理解頂けていないのだと
残念に想っています。子どもたちの学びに
投資をお願い致します。
ためには『学習指導要領が壁になる』
と指摘する。
特別支援学校の要領と異なり、
下の学年の教育課程に変更したり、
自立活動に取り組んだりはできない。
昨年十二月、文部科学省の検討会議でも
柔軟性の乏しさが課題に上がった。
樋口教授が注目するのが
ニュージーランドの仕組みだ。
初等中等教育の十三年間に学ぶレベルを
八つに分割。
同学年でも複数のレベルが設定され、
グループ別で授業を受けられる。
特別支援学校を選ぶこともできるという。
『将来的には日本も壁を取り払い、
通常学級で個々に応じた教育
ができるといい』と願う。」
「令和の日本型学校教育」での
個別最適な学びにつながる仕組みだと
想いました。ニュージーランドの仕組みで
教員の定員が私には
把握できていません。日本の現状よりは多数の教員が
必要だと想っています。
ここにも、子どもたちの学びへの
投資が必要です。
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