被害生徒から市長への手紙
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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1月31日(火)の千葉日報オンラインに
掲載された記事です。
市原市立三和中学校で、
いじめを受けたとされる2年生の男子生徒が
不登校となっている問題で、
小出譲治市長は31日、
生徒や保護者に対する見解を問われ
「非常につらい思いをさせてしまった。
行政のトップとして
おわびを申し上げたい」と陳謝した、
とする記事です。
残念な経緯が公表されました。
現在の教員の配置数で「いじめ」に対して
適切な対応が可能なのか。
教育委員会に「いじめ対応部門」が
必要ではないかと想っています。
教員以外の専門家も含めたチームで
対応に当たる。
先生方にはいじめの解決も学ぶべきこと
なのでしょうが、
いじめの解決のために、授業がおろそかになる
可能性も否定できないと想っています。
専門部署の設置を提案します。
「市長は『(対応が)
適切であったとは言い難い。
なぜ教職員がもっと寄り添って
対応できなかったのか。
子どもからの小さなSOSを
しっかり受け止められなかった。
学校現場ではなく“市長への手紙”
として私に出したというこの重さを、
現場はしっかり受け止めろと、
強く指示した』と無念さをにじませた。」
私が市長にお願いしたいのは、
学校現場が子どもたちのSOSを
受け止められる体制になっているかを
ご自身の目でご確認頂きたい。この三和中学校の教員の
時間外勤務の実態や
管理職の考え方のご確認を
お願い致します。子どもが市長に直接、
SOSを出せることは
素晴らしい市長であることの証明です。そして、このSOSの手紙が、
役所のなかで放置されず、
市長に届いたことも
素晴らしいことだと想いました。
「市長の説明後、緊急会見した
市教委によると、生徒と保護者は
『昨年9~11月の間、複数の同級生から
蹴られたり殴られ、筆箱を取られたりした』
などと被害を訴えた。
生徒は12月2日から授業を欠席している。
生徒の父親は取材に対し
『市は“学校の不手際”程度の
発言しかしていない。いじめを事実上、
隠ぺいしていたことを、
学校や市教委が認めない限り
納得できない。調査委員会も
どこまで調査してくれるのか。
信用できない」と不信感を示した。」
調査委員会の皆様へのお願いです。
三和中学校自体に、
子どもたちの「いじめ」に対応できる
能力と時間がある体制なのかを
ご確認頂きたい。この不登校になった生徒の担任の先生が
担任として生徒を見る余裕があったのか
もうこの担任の先生は学校には
来ていないのかもしれません。いじめが隠蔽された原因が
どこにあったのか、
解明をお願い致します。
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