物価高 限界の高齢者施設
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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昨日、2月1日(水)の中日新聞の記事です。
コロナ禍への対応に追われる
高齢者の介護施設に、
さまざまな物価や光熱費の高騰が
追い打ちをかけている。
介護サービスの利用料は国が決めており、
コストが増えても各施設は料金に転嫁できない、
とする記事です。
コロナ禍の利用控えで、22年度に
倒産、休廃業、解散した事業者は
過去最多となっています。
利用控えは全ての事業者に影響を及ぼしている
訳ではありませんが、
物価や光熱費の高騰は全ての事業者に共通です。
物価や光熱費の高騰で
事業者の倒産が増えないよう
介護サービスを受けられない
介護難民が発生しないよう、
各自治体の支援を宜しくお願い致します。
響けよ 届け 介護事業者の声
「コロナ禍による利用控えなどで
定員(1日18人)を下回る日が増え、
経営が厳しい中、物価高はこたえる。
調理担当も務める太田黒さんを悩ませるのが
食材の高騰だ。
22年は前年比で計50万円アップした。
利用者が数種類から選べる昼食の主菜は
家で作りにくい
鶏唐揚げや豚カツが人気。
だが、食用油の一斗缶は
5000円近くし、以前より
約2000円上がったと言う。」
日本の食事情がいかに海外に
依存しているか。
安さだけを追い求めてきた
日本経済のつけがきています。国内の自給率を上げることに
政府と経済界は注力して頂きたい。自給率を上げることも
物価上昇の要因になります。
消費者の購入力が耐えられる
賃上げが必要です。
「名古屋市で特別養護老人ホーム(特養)や
デイサービス施設などを運営する
社会福祉法人「フラワー園」では
法人全体で、22年の電気代が
前年と比べて約700万円増に。
今年1月下旬、物価高騰の影響を受ける
介護事業者などを対象に、
食材費や光熱費を補助する
市の支援金を申請した。
法人ゼネラルマネージャーの吉田貴宏さんは
『食事の品数や自立支援の取り組み
を削るのは避けたい。
支援金を受け取れたとしても
全然足りない。
(行政)は物価高に見合った支援
を検討してほしい』と話す。」
福祉や教育に対する支援は
足りないものが多すぎます。福祉サービスの窓口である自治体の
早急な支援をお願い致します。介護難民を出してはなりません。
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