手の内は明かさない

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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是非、お寄せいただければ幸いです。
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2月3日(金)の中日新聞の社説です。

安全保障政策の転換を巡り、
岸田文雄首相ら政府側が具体的な説明を
避ける場面が目立つ。

防衛予算倍増の方針を示しながら
「中身は秘密」では議論にならない。
詳細な説明が国会審議の大前提だ、
とする社説です。

戦後続けてきた日本の平和主義は
安倍政権と岸田政権で
消え去ろうとしています。

敵基地攻撃能力の保有と
防衛費の43兆円への増額を
思いとどまって頂く方法は
ないのでしょうか。

 

「主要論点である反撃能力
 (敵基地攻撃能力)の保有
 憲法九条に基づく専守防衛を逸脱し、
 軍拡競争に拍車をかけかねない。

 台湾を巡り米中が軍事衝突すれば、
 自衛隊が集団的自衛権を行使し、
 中国を攻撃する事態も想定される。

 国際法違反の先制攻撃とならぬよう、
 どのような状況なら
 長射程ミサイルを相手国に撃つのか

 立憲民主党の岡田克也幹事長は
 集団的自衛権を行使する
 敵基地攻撃の例示を求めたが、

 首相は『手の内を明かすことになる』
 と拒んだ。

 集団的自衛権の行使を巡る
 安保関連法の審議では
 当時の安倍晋三内閣が、

 邦人を乗せた船舶を守る米軍の警護
 中東・ホルムズ海峡での戦時の
 機雷除去などの例を
 不十分ながら示した経緯がある。

 それと比べても岸田首相の
 今国会での説明は具体性を欠く。

 敵基地攻撃を巡る判断を
 白紙委任するよう
 国民に求めるに等しい。」

ご指摘の通りだと想いました。
現状の回答では、いつ他国を攻撃するかは
政府に任せなさい、
としか聞こえません。

政府が勝手に始める戦争で
命を失うのは私たち市民です。

防衛費を大幅増額し、
軍備を増やして周辺国との衝突の
危険性を高めることに反対します。

「共産党の志位和夫委員長は
 敵基地攻撃能力の保有と、
 攻撃的兵器を平素から持つこと

 『憲法の趣旨ではない』とする
 歴代内閣の憲法解釈との整合性
 をただした。

 首相は安保環境の変化に
 対応する必要性を強調しつつも、
 憲法解釈の変更を否定したが、

 敵基地攻撃能力の保有が
 憲法の趣旨に合致するとは
 到底考えられない

 不誠実な答弁や不十分な説明
 を続けても、首相は

 『国民の前で正々堂々議論
 (施政方針演説)
 していると胸を張れるのか。」

このご指摘にも同じ想いです。

日本をどんな国にしたいのかを
私たち市民に明示できない岸田政権は
日本の指導者の資格はないと想いました。

安倍政権以降、
不誠実な答弁や不十分な説明が
多い政権が続いています。

国民が理解できる議論を
お願い致します。

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