必要な額でなく、払える額

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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2月12日(日)の中日新聞の社説です。

少子高齢化が進み、年金額の伸びを抑えないと
現役世代が支払う保険料は際限なく上がります。

それを防ぐために、
保険料を一定のところまで引き上げて固定し、
そこから得られる財源で年金を払う方式
への変更です。

この改正では厚生労働省のある官僚の嘆きが
忘れられません、とする社説です。

日本の社会保障力の低下を
その最大の要因は
 少子化に伴う人口減少と
 経済の停滞です。

 少子化は社会を支える人材を、
 経済の停滞は一人一人の支える力を
 それぞれ奪います。」とするご指摘に
同じ想いです。

日本経済の再生に何が必要か、
コスト競争力を過度に信頼した
企業の皆様には、お考え頂きたいと
私は想っています。

 

それまでは年金額について
 高齢期の生活を支えるために
 さまざまな経済指標を集め、
 突っ込んだ議論をしていたといいます。

 しかし、制度の考え方が
 必要な額でなく
 払える額に変わってからは、

 こんな議論もなくなってしまった
 そうです。」

厚生労働省の官僚の嘆きを
学びました。

ご指摘の通りだと想いました。
「必要な額」が「払える額」に
変わってしまえば、
議論は不要になります。

「必要な額」をどう生み出すのか
もう一度考えて頂きたいと
想いました。

支え合いを再生するために、
 まずはお互いに
 人の話を聞くことから
 始めてはどうでしょう。

 誰かに自分の弱さを聞いてもらって
 理解してもらう。

 そうすれば不安でいっぱいの心に
 安心が芽生え
 ほかの誰かの不安にも
 耳を傾ける余裕ができるでしょう。

 物語の馬が『勇敢な言葉』だと語った
 『助けて』のひと言が言える、
 そして聞いてあげられる社会にしたい。

 だって『困った時はお互いさま
 ですから。」

ご指摘の通りだと想いました。
そして、「ぼく モグラ キツネ 馬」
という絵本を学びました。

岸田首相になって一時期
「聴く力」が話題になりましたが、
今は、どこかに消えた感もあります。

「人の話」に耳を傾け、、
「自分の弱さ」を見せることのできる
余裕のある社会を創りたいと
想いました。

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