養護施設の退所後の支えを

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
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をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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昨日、2月16日(木)の中日新聞の
第一面です。

児童養護施設などを退所後に生活に行き詰まり、
自ら命を絶つ若者がいる。

本紙が中部9県の施設にアンケートを
したところ、2015年度以降の退所者で
少なくとも7人が自殺したとみられる
ことが分かった、とする記事です。

記事にもある様に
「ケアリーバーをめぐっては
 虐待を受けた経験などから
 親を頼れないことが多く、

 就職などで自立した後の
 生きづらさが指摘されている」の
 通りだと想っています。

 施設で育った皆さんは、
 世間との付き合いにも慣れていません。

 「元気でやっているか」
 「困っていることはないか」
 「職場の皆さんと話ができているか」

 などの声掛けができる支援者が
 必要だと想っています。
 私もそのような支援者を目指します。

 

「厚生労働省は一昨年全国を対象とした
 初の実態調査の結果を公表

 2万人余りを対象としたが、
 うち1万3000人余り

 出身施設も連絡がとれない
 などの理由で
 調査の案内ができなかった。」

これが現状です。
退所者2万人のうち1万3千人が、
退所後の支援どころではありません。

授業で学ぶことと実態の格差が
大きすぎて驚きます。

この現状を今後、どの様にして
変えていくのか。

5年後にも同様のアンケートを
実施して頂きたいと
想いました。

まずは、調査の案内を
全員にお届けしたいと
想っています。

支援の担い手
 施設などになる見込みだが、

 アンケートでは12施設が、
 行政や福祉事業者など
 他機関と連携した支援体制
 が必要と訴えた。

 虐待を受けた入所児童への対応
 人員不足も背景にある。」

長年にわたる日本政府の施策の影響で
子どもたちに関わる
多くの事業で人員不足が
明らかになっています。

学校、保育所、児童相談所、
今回の児童養護施設。

岸田首相の
「次元の異なる少子化対策」が
どの様な項目に配分されるのか
注目していきます。

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