ヤングケアラーへの支援方法

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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2月18日(土)の毎日新聞のWEB記事です。

家族の介護や世話を担う子ども
「ヤングケアラー」に特化した条例を
全国で初めて施行した埼玉県入間市。

2022年7月の施行から約7カ月間で、
条例に基づく情報提供をもとに市は
11人のヤングケアラーを把握した。

家事などをしなくてすむよう
代わりとなるヘルパーを派遣し、
ヤングケアラーの勉強時間の確保
につなげたケースもある。

だが、保護者の支援拒否などもあり、
試行錯誤が続いている、とする記事です。

お手伝いの延長で
見つかりにくいヤングケアラー。
埼玉県入間市の取組みは
素晴らしいと想いました。

埼玉県入間市。
人口14万5,636人、面積44.69km2。
小学校16校、中学校12校(私立1校含む)。
この規模だから取り組めるのでしょうか。

私は学校からの情報に加えて、
介護事業者と社会福祉協議会からの
情報が大切だと想っています。

ひとり親世帯と介護が必要な家族のいる世帯、
ここにはヤングケアラーがおられると
私は想っています。

 

「市は情報を端緒に調査を進め、
 18件は該当しないと判断した一方で、
 5件の11人をヤングケアラーと認定

 このうち1人について、ヘルパーを派遣し、
 勉強など自分の時間の確保
 につなげたという。

 このケースでは、もともと学校から
 『不登校の子がいる』、

 家庭に通っている介護士から
 『ヤングケアラーに該当
  しそうな子がいる』と
 別々の情報が寄せられた。

 市こども支援課が情報を突き合わせて
 同じ家庭だと判明し、ヤングケアラーが
 家事などに携わらなくてすむよう

 追加のヘルパーを派遣
 しているという。」

素晴らしい事例です。
このようなヤングケアラーへの支援が
全国で進んで頂きたいと
想っています。

最先進の入間市、
ヤングケアラーに該当しないと
ご判断された判断基準を公開し、

これから支援を始めようとする
自治体の参考資料とし、
国も基準例を定めて頂きたいと
想いました。

「提供された情報のうち24件
 ヤングケアラーかどうかを
 判断しきれず、『調査中』

 担当者は
 『親がまったく会ってくれなかったり、
  “家族でやるので大丈夫です”と
  拒否されたりして、

  家庭と関係性を築くのが難しい』
 と話す。

 市は23年度に家庭や市、学校などと連携する
 専任コーディネーターを配置する予定。

 支援を受け入れるか否かの決定権を持つ
 保護者らとの関係構築
 力を入れる方針だ。」

「子どもは家庭で育てる」家族観は
捨てましょう。

「子どもは社会で育てる」として
保護者は積極的に
支援を受け入れて頂きたいと
想っています。

その支援を温かく見守れる
社会を創っていきたいと想っています。

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